
新しい世界にチャレンジできる?ウイスキーベースのカクテル3選!
こんにちは、バーテンダーの中島です。
いつもnoteをご覧いただきありがとうございます。
本日は私が勝手に続けています、ウイスキーシリーズの第3回。
第1回と第2回ではウイスキーの種類とおススメの飲み方についてご紹介しました。
もしまだご覧いただいていない場合は、前の記事もご覧いただくとさらにお楽しみいただけると思います。
前回まではウイスキーをそのままの形で楽しむ想定で書いていましたが、ウイスキーにはもう一つ楽しみ方があります。
それは「カクテルとしてウイスキーを楽しむ」という方法です。
そこで今回は当店 Book&Bar書斎でご注文いただけるウイスキーベースのカクテルを3つご紹介します。
ウイスキーベースのカクテル
①マンハッタン
世界3大カクテルの1つ。カクテルの女王と呼ばれています。
ちなみに残りの世界3大カクテルは「マティーニ」「サイドカー」といわれており、女王の対になる王様は「マティーニ」とされています。
レシピ
・ウイスキー 3/4
・スイートベルモット 1/4
・アンゴスチュラビターズ 1dash
上記をミキシングして作るショートカクテルです。
ウイスキーはカナディアン、ライ、バーボンなどお店によっても多少異なりますが、当店はバーボンを使うことが多いです。
ただし、ベースがスコッチウイスキーになると名前が「ロブ・ロイ」というカクテルになります。
鮮やかな赤さと甘口な味わいが楽しめるカクテルです。
ウイスキーとリキュールをミキシングしているため、度数は高めですので飲みすぎないようにご注意を。
②ニューヨーク
ニューヨークはバーボンウイスキーもしくはライ麦を原料にしたライウイスキーをベースにしたカクテル。当店ではバーボンウイスキーをベースにしています。
レシピ
・バーボンウイスキー 3/4
・ライムジュース 1/4
・グレナデンシロップ 1tsp
上記をシェイクして作るショートカクテルで赤いグレナデンシロップを用いるので赤、オレンジといったウイスキーとはまた違った鮮やかな見た目になります。
ニューヨークの「美しい日の出」がカクテル名の由来とされ、まさに日の出を映し出したかのようなカクテルです。
味もライムの酸味にシロップのわずかな甘味でバランスがとれ、ウイスキーのアルコールも優しく感じられる味わいになっています。
③ゴッドファーザー
少し上級者向け、大人向けといわれることもありますが、個人的に好きなカクテルです。
昔の名作映画でカクテルの名前と同名の「ゴッド・ファーザー」にちなんだカクテルでウイスキーと杏仁のような独特の香りのするアマレットリキュールで作ります。
レシピ
・スコッチウイスキー 3/4
・アマレット 1/4
上記をステアして作るカクテルです。
見た目はウイスキーのオン・ザ・ロックのような形になります。
使うウイスキーはどれでもよいといわれていますが、映画のゴッド・ファーザーが禁酒法時代のアメリカを舞台にしたイタリアンマフィアの作品であり、その頃はスコッチウイスキーが密輸され飲まれていたのでスコッチウイスキーをベースにして思いをはせてみるのもよいかもしれません。
当店はスコッチウイスキーの代表格の1つ、バランタイン12年でお作り致します。
まとめ
今回はウイスキーベースのカクテルをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
「ウイスキーそのものがちょっと・・・」という方でもカクテルで味わいが変わると楽しめるかもしれません。
是非一度お試しいただき、ウイスキーの世界を覗いてみてはいかがでしょうか?