大統領選2024(ファシズム)
ファシズム(fascism)とは、だいたい全体主義と似たような意味で、
国家が、「人々よ」りも「国」という権力を優先させるようになることだ。
現在、アメリカの2024年大統領選では、
民主党と共和党が双方を「民主主義への脅威」と罵り合っている。
リベラル(民主党)の分裂
当然、民主党のハリス陣営はトランプを「ファシストだ」と非難することで票を得ようとしているが、
そこにリベラル派の人々が「民主党もファシストじゃないか?」と疑問を呈する自体になっている。
・あからさまなファシズム(共和党)
・うまく表面を飾ったファシズム(民主党)
の違いに過ぎないのではないか?ということだ。
(結果、第三党である緑の党のジル・スタインへの投票行動が呼びかけられている。)
脱法的なファシズム
違法ではない範囲で行使される脱法ファシズム。
民主党はガザで虐殺をつづけるイスラエルに武器を送り続けている。
一方、アメリカ市民は60%以上がイスラエルへの武器輸送停止に賛成。
もしファシズムではなく民主主義なら、国民の多数派の声を聞いて武器輸送停止になるだろうが、実際にはバイデン政権は1年以上にわたって、武器と弾薬と資金を、アメリカ国民の税金から拠出して、イスラエルに供給し続けている。
バイデン政権は、イスラエルへの武器供給において、
議会承認が不要な小さな金額に分けた武器供給を毎週のように継続的に実施。
議会を回避して独断で武器を輸送しまくれる脱法ファシズムである。
※武器が2500万ドル以上の場合、アメリカの連邦議会の承認が必要
武器輸出管理法(Arms Export Control Act)より
既にファシズムじゃんと見抜くZ世代
バイデン・ハリス政権は過去1年にイスラエルが20万人のパレスチナ人を殺害するのを助けました。
Kamala Harris will continue to genocide that she is a part of.
カマラ・ハリスは自身が関与しているジェノサイドを続けるだろう。
彼女はイスラエルに武器を送り続けたいと思っています。
She is against embargo.
彼女は武器禁輸に反対しています。
She is no real change any against Biden’s policy of Israel.
彼女はバイデンのイスラエル政策に対して何ら実質的な変化をもたらさない。
とても多くの民主党員が
「私たちはトランプを止める必要がある」「トランプのファシズムの下では生きられない」
と言っています。まるでファシズムがここにないかのように。ファシズムは既にここにあります。そしてジェノサイドが続いています。
すでにメディアは民主党による全体主義
すでに報道が95%民主党寄りの報道になるという同調圧力に支配されている。
民主党は「差別反対」「多様性」など、社会を良くするためのスローガンが多い。だから民主党(善)vs共和党(悪)の構図にそこまで疑問を抱かなかった人も多いのではないだろうか。
私自身も長年気が付かなかったし、私自身も有色人種なので当然、民主党(善)vs共和党(悪)の構図では、共和党を批判する報道が多いのは当たり前だと思っていた。
が、さすがに2024年7月の、
バイデン大統領選撤退→ハリス大統領選出馬→「ハリス人気!」一斉報道
で色々察するものがあった。
つい先週まで、勉強もしない実績もないハリスは不人気だったのに、一気報道による翼賛体制が始まったには本当に驚いたし一種の恐怖を感じた。
「多様性」という言葉で隠される移民問題
民主党の方が「多様性」に寛容で、共和党は「差別主義」というイメージが強い。
「多様性への寛容さ」「差別をしない」ことが大切であることは言うまでもない。
が、そのスローガンの大切さと、
実際に行われている移民の流入による実際的な影響は分けて考える必要がある。
10月5日のトランプの演説でイーロン・マスクがトランプ支持を訴えた。
理由としては、共和党は今回の選挙で勝てないと、今後一生勝てなくなるからとのこと。
「民主党は、不法移民の票を得ることで政権を取り続けることができる」
民主党/共和党が定まっていないスイングステートに何十万人規模で押し寄せている。
その移民たちが民主党に投票するため、このまま移民の流入が続けばスイングではなくなり、
民主党はずっと勝ち続けることができる。
これはまさにファシズム(全体主義)ではないのか・・・・?
かといって、トランプ大統領が良いかというとそういう話ではない。
人格面においての危険度は、間違いなくトランプがはるかに上
書籍「危険人物をリーダーに選ばないために」
(ナルシスト(自己愛性人格障者)とソシオパス(反社会的人格障害者)といった、対立を煽ることで人を支配しようとする人物を危険人物とし、
このような人物に権力を握らせないように、その特徴を解説している本)
より、
対立屋
対立を煽る感情戦に持ち込もうとする。
単一の「敵」を設定することで、
・「敵」に立ち向かう仲間の結束を高めようとする
・人々の視点をその単一の問題に集中させようとする
トランプの場合、「敵」はメキシコ移民
ハリスの場合、「敵」はトランプ
がそれぞれ設定されおり、そこを攻撃しまくることで、有権者の視線をそれ以外のことから逸らしている。
ナルシストとソシオパス
対立屋には、この2つの特性がある程度備わっている
ナルシスト(自己愛性人格障者)
自分のことで頭がいっぱい、特別扱いされる資格があると思い、無限の成功・権力を夢見る。
勝ち負け思考
シオパス(反社会的人格障害者)
支配欲、嘘つき、強い攻撃性、良心が欠如
トランプの場合、ナルシストとソシオパスの双方に分かりやすく該当
・異常なほど誇張された発言(自分をよく見せる)
・暴言の数々(攻撃性、良心の欠如)
・平気で嘘をつく(嘘つき)
・間違いを認めない姿勢(勝ち負け思考)
トランプに関しては自己愛性人格障者であるだろうという分析がネット上に溢れている。
ハリスの場合、ナルシストにのみ該当
・スター気取り(自分をよく見せる)
・実務を疎かにし、3年間でスタッフの93%が辞めた(自分をよく見せる)
・発言はその場しのぎ(嘘つき)
それぞれどうなるか予想
トランプの場合
トランプの自己愛ベースの思いつきと暴言に振り回される4年間
保護貿易の推進により、アメリカ国内のインフレは悪化する。
米国債の金利は上昇し、日本ではさらなる円安。
また、米軍基地への負担を増やすように脅され、さらなる増税が来るかもしれない。
ただし、メディアは民主党寄りなので、メディアが今よりかはまだ批判的思考を取り戻してくれるかもしれない。
(メディアも含めた全体主義にはなりにくい)
ハリスの場合
ハリス自身は自分をよく見せる以外に意思はないので、
背後の権力者たちの思うがままに運営される政治(ネットでディープステートと揶揄される政治のうごめき)が継続、
それをうまく取り繕おうとするハリスにイライラさせられる4年間になりそう。
ちなみに、背後の権力者たちの思うがままに運営される政治には、ウクライナ戦争の継続・ガザの侵略も含まれる。
最近きな臭い、台湾、フィリピン、日本も追加されるかもしれない。
メディアも含めた民主党への忖度体制(全体主義)は継続しそう。