第91回アカデミー賞ノミネート
今年もこの季節がやってきました。今回はどうも混戦模様。毎年ここまでくれば本命と対抗馬の図式がはっきりしてくるのですが、そううまくはいかないようです。
主要8部門のノミニーをメモしておきます。まずは作品賞から。
・ブラック・パンサー
・ブラック・クランズマン
・ボヘミアン・ラプソディー
・女王陛下のお気に入り
・グリーン・ブック
・ROMA/ローマ(Netflix)
・アリー スター誕生
・バイス
続いて監督賞。
・アルフォンソ・キュアロン(ROMA/ローマ)
・スパイク・リー(ブラック・クランズマン)
・アダム・マッケイ(バイス)
・ヨルゴス・ランティモス(女王陛下のお気に入り)
・パベウ・パブリコフスキ(COLD WAR あの歌、2つの心)
そして主演男優賞
・クリスチャン・ベール(バイス)
・ブラッドリー・クーパー(アリー スター誕生)
・ウィレム・デフォー(永遠の門 ゴッホの見た未来)
・ラミ・マレック(ボヘミアン・ラプソディー)
・ヴィゴ・モーテンセン(グリーン・ブック)
主演女優賞
・ヤリッツァ・アパソシオ(ROMA/ローマ)
・グレン・クローズ(天才作家の妻 40年目の真実)
・オリビア・コールマン(女王陛下のお気に入り)
・レディー・ガガ(アリー スター誕生)
・メリッサ・マッカーシー(Can You Ever Forgive Me?(原題))
助演男優賞
・マハーシャラ・アリ(グリーン・ブック)
・アダム・ドライバー(ブラック・クランズマン)
・サム・エリオット(アリー スター誕生)
・リチャード・E・グランド(Can You Ever Forgive Me?(原題))
・サム・ロックウェル(バイス)
助演女優賞
・エイミー・アダムス(バイス)
・マリーナ・デ・タビラ(ROMA/ローマ)
・レジーナ・キング(ビール・ストリートの恋人たち)
・エマ・ストーン(女王陛下のお気に入り)
・レイチェル・ワイズ(女王陛下のお気に入り)
脚本賞
・女王陛下のお気に入り
・魂の行方
・グリーン・ブック
・ROMA/ローマ
・バイス
脚色賞
・バスターのバラード(Netflix)
・ブラック・クランズマン
・Can You Ever Forgive Me?(原題)
・ビール・ストリートの恋人たち
・アリー スター誕生
まずは作品賞ノミニーに初めてヒーロー映画が選ばれたことがすごい。あれだけ有力視された「ダークナイト」から10年、やっとアカデミーがヒーロー映画を大人向けの作品と認めました。確かにノミネートに値する人気と、作品を通して伝える社会的問題が「ブラック・パンサー」にはエンタメ性と共にバランスよく集約されていました。さらに外国語賞にもノミネートされているNetflix作品「ROMA/ローマ」がノミネート。他にもゴールデングローブ賞を獲っている「ボヘミアン・ラプソディー」と「グリーン・ブック」。今年はどこが着地点になるのか全くわかりません。