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癌闘病中にグッときたブライトノアの言葉。

今日は朝からキックボクシングの練習。
毎回練習に行く度に思うんですけど、数年前まではまさかまた自分がこんなにスポーツを楽しめるようになるとは思いもしませんでした。
とはいえまだ初めて3ヶ月程度なんですけどね笑
今も闘病中っちゃ闘病中なんですが以前みたいに「病気だから」と言って色んな事を諦めるのはもう嫌だなと思って始めたんですが
不安の中で何かを始めようと思うことや辛い時期に前を向うとすることの始まりは思いがけずに出会った”言葉”だったりします。

キックボクシングを始めたきっかけはPeeちゃんの
「やりたいのならやってみなよ」の一言でしたが、自分の事を良く知ってくれている身近な人の言葉って近いが故にシンプルで、でもすごくど真ん中に入ってきて背中を押してくれる力を持っているなと最近感じるんです。
言霊っていう言葉があるくらいですし、ほんとに凄いパワーをもらえます。
今日はそんな言葉についてのお話。
僕が闘病中にパワーをもらった名言を紹介していこうと思います。





機動戦士ガンダムUC ブライト・ノア艦長の言葉


50代の僕は例に漏れずバチバチのガンダム世代でありますが、アニメって沢山の名言に溢れていて、推しキャラクターが放つ力強い言葉に刺激をもらった方も多いのではないでしょうか。
僕自身普段から好んでアニメを観るってことはないのですが、機動戦士ガンダムの一年戦争に関わるシリーズが好きで良くみていて、子供の頃に刺激を受けたストーリーの続きを今も観ているって感じで長らく楽しませてもらっています。

中でも「機動戦士ガンダムUC」に時々現れるキャラクター"ブライト・ノア"の言葉は闘病中の僕の心に深く刺さったわけです。



「状況に潰されるな。絶望を退ける勇気を持て。」




歴代のガンダムパイロットたちと共に戦い、見守ってきた艦長ブライトノアが、ユニコーンガンダムに搭乗する主人公のバナージ・リンクスにかけた言葉。困難な状況が続き八方塞がりで精神的ダメージを受けていたバナージ。それでも出撃しなければいけないバナージの心にブライト艦長がそっと火を灯す、そんなワンシーンでした。

当時癌と闘っていた僕自身もバナージ同様、その状況に押し潰されそうな毎日で、年端も行かぬ少年の蒼く、羨ましいほど直情的で不安定なバナージと闘病中の自分を重ねて見ていました。でもこの言葉と出会って、バナージ同様に僕もとてつもない何か大きな心の支えをもらえた気がしたんですよね。

そうだ、まだ癌に負けると決まったわけじゃない。
今できることから努力をしてみようと腹の底から思えたワンシーンと言いますが、ほんとにこのブライト艦長の言葉を初めて聞いた時は涙が出たし
時々ガンダムUCを見返していても、このシーンになると当時の事がフラッシュバックしてきて目頭が熱くなります。
その他にもブライトとバナージのやり取りにこんな会話があるんですが…



バナージ
『全部偶然なんです。ユニコーンに乗ったのも、ここでこうしているのも。』


ブライト
『本当にそうかな!?その時君の目の前にガンダムがあったのは偶然かもしれない。』

『これまでガンダムに乗ってきた者も皆そうだった。』

『だがガンダムに乗るかどうかは自分で決めた事であって
偶然ではないはずだ。』



『その時君にガンダムに乗る決意をさせたものは何だ?』



凄い言葉だよなぁ。
逃げ出したくなるほど追い詰められた時の人って無意識に逃げる理由を並べてしまうものだと思うんですけど、ブライト艦長はそんなことよりも原点に帰ってみろと言ってるんです。
男には優しい言葉より、時に奮い立たせられる言葉が必要なんです。



『悔しいけど、僕は男なんだな。』



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