イエスタデイをうたって【感想まとめ】 1 Boo! 2023年7月18日 20:16 2020年4月~6月(https://twitter.com/i/events/1246656707133976578)1話#イエスタデイをうたって 1話モラトリアムな青年と、二人の女性…動画工房にしては珍しい大人な題材ながら、その世界観、空気感、そして演者陣のアンサンブルの心地良さに早くも心を摑まれた全体に静謐な印象ながら、物語が動き始めた確かな予感に惹き込まれて行く不思議な感覚これは目が離せない pic.twitter.com/gzPySlQwB8— Boo!💙💛 (@boo_hit) April 5, 2020 #イエスタデイをうたって 原作未読原作者、冬目景先生の作品は『羊のうた』が大好きだったので、楽しみしていたアニメ化原作に手を出す予定なので、出来ればアニメの方も完結まで見たい!(お願いします😊🙏) pic.twitter.com/ka0bwKjQIV— Boo!💙💛 (@boo_hit) April 5, 2020 2話#イエスタデイをうたって 2話春は巣立ちの刻、旅立ちの季節でも人はそう変われず、月日と環境だけが流れていく移り行く周囲の中、モラトリアムな今と失った過去に留まり続ける陸生と榀子の変われぬ両者に切なくなる停滞する二人に新風となり吹き込む晴と浪…物語はどう動き出すのか?目が離せない pic.twitter.com/66jw9UzSpI— Boo!💙💛 (@boo_hit) April 12, 2020 3話#イエスタデイをうたって 3話恋とは何と自分勝手なのでしょうか引きずり続けるリクオも、中途半端な榀子の優しさも、逃げ場を作るハルも皆自分勝手で…傍から見ればそんな恋は不毛にも思えるけれど、最後のハルの笑顔に"恋とは素敵なものだな"と矛盾した事を考えてしまうほろ苦く甘美な余韻が秀逸 pic.twitter.com/GOXLKzMdto— Boo!💙💛 (@boo_hit) April 19, 2020 4話#イエスタデイをうたって 4話恋も、心も、何とままならぬモノなのでしょう…過去を漂う榀子も、彼女を慕う浪も今はいない"彼"に囚われ、もがき続けるそれを滑稽と呼ぶのは簡単だけど、望む様に自らの心を導けぬ苦しさを僕は嘲笑えなかった強引でも歩み出す浪と、奔放な晴の姿に救われる思いがした pic.twitter.com/oJsrG2Eo3M— Boo!💙💛 (@boo_hit) April 26, 2020 5話#イエスタデイをうたって 5話最初はイケ好かなかった湊想いを伝え、自ら区切りをつけて歩み出した姿を、最後は素直に素敵だと思った"諦めたら後悔する"という晴の一途さと共に若人の純真が眩しくほろ苦い"お前は悔いなく生きているか?"煮え切らぬリクオと共々、そう問い掛けられた気がした第5話 pic.twitter.com/B3AGHtaXPM— Boo!💙💛 (@boo_hit) May 3, 2020 6話#イエスタデイをうたって 6話凪の季節は終わり、物語が一気に波立つ様な予感の第六話カメラの夢も、陸生が少しずつでも前に進みそうなその瞬間、過去からの来訪者(元カノ)という天界がちょっぴり皮肉で、甘く切ない水面に一つ波紋を落としたチカの登場が、彼等に何を齎すのか?ますます目が離せない pic.twitter.com/TXeTUycrJM— Boo!💙💛 (@boo_hit) May 10, 2020 #イエスタデイをうたってチカ登場で乱れたヒロイン達の心情と共に、其々の表情が美味な回でもありました自分勝手と自覚しておきながら、憤りを隠せぬ榀子(あの笑顔が怖い…w)も、晴の直情(陸生は殴られて当然!w)も、人から良く思われたいというチカの願望も、その完璧でない様がみんな実に愛おしい pic.twitter.com/Ihtt1V6oXB— Boo!💙💛 (@boo_hit) May 10, 2020 7話#イエスタデイをうたって 7話動き始めた環境と、手放す覚悟のつかぬ安全な場所不安定なその狭間で三様の逡巡想って呉れる二人に、寄り添っては離れる榀子をやはりズルいと思うかと言い、それを糾弾出来る程僕が強いわけではなく…我が身を振返りつつ、物語に没入させる生々しさが今回も胸を焦がす pic.twitter.com/cMqYunOhuf— Boo!💙💛 (@boo_hit) May 17, 2020 #イエスタデイをうたって 毎話、何処かで自分を重ね、かさぶたを剥がすような自虐にも囚われる本作中でも今回の"可能性が目減りしていく様な焦燥感"や"恋愛の遠慮と仕事の自信"などは生々しく傷口にしみた気がします…😱苦笑前期edが榀子を歌ったなら(大好きでした)、後期edは晴の歌かな? pic.twitter.com/1Euge6EHRd— Boo!💙💛 (@boo_hit) May 17, 2020 8話#イエスタデイをうたって 8話招きながら拒む女、押しの弱い男…でもその駄目さ、稚さ、弱さが彼等らしくて、故にこの恋物語が無性に愛しい猶予期間に居る焦燥も、それが続く事への裏腹な安堵にも何処かで共感してしまう陸生の歩みにより崩れ行く三者の均衡…物語の進展への期待と不安が入り混じる pic.twitter.com/J2eSXNzQmz— Boo!💙💛 (@boo_hit) May 24, 2020 #イエスタデイをうたって 陸生の言葉に、心中の不安とざわめきを抑えるかの様に髪を弄る晴の仕草「こういうの重いんだよね…以後気を付けます」の台詞の後、描かれぬ晴の表情久し振りに会う、浪へ顔を向ける迄の榀子の一瞬の間恋路に寄り添い揺れ動く、表情や仕草が芳醇で、それだけで甘美… pic.twitter.com/1HdlUYLWet— Boo!💙💛 (@boo_hit) May 24, 2020 9話#イエスタデイをうたって 9話恋はもどかしい臆病になって飛び込めぬ晴と早川家の食卓から飛び出そうとしない榀子…ほんの少し変わり始めた陸生の周りで、足踏を続ける女性陣軽く関係性が逆転を起こしている様にも思えるが、当の陸生もまだ戸惑いの中…恋はもどかしい でも、その逡巡が味わい深い pic.twitter.com/RKIiSs9joG— Boo!💙💛 (@boo_hit) May 31, 2020 #イエスタデイをうたってただ、今回の榀子はこれまで以上にズルいと思った浪の世話を焼き、お裾分けを陸生に届け、浪と過した後でパーティへ訪れる…その癖、手を伸ばせば遠ざかりそうな"逃げ水"の様な狡さ晴が真剣に悩む姿を見せられた回だけに、「榀子さんズルいなぁ」の感を強くしてしまったw pic.twitter.com/U4mgm7vlAd— Boo!💙💛 (@boo_hit) May 31, 2020 10話#イエスタデイをうたって 10話変わり始めた榀子との関係肉体の距離、心の距離…陸生の部屋を訪れた晴、榀子の部屋へと招かれる陸生傍に居ても、心の距離はそれとは違っていて、その微妙な距離感に胸が苦しくなる恋の進展の高揚感よりも、何処か寂しさを覚えてしまう…その繊細な心象描写が秀逸 pic.twitter.com/uGBYTJ92kc— Boo!💙💛 (@boo_hit) June 7, 2020 #イエスタデイをうたって 「私は努力しないと逢えない…」そんな晴が切なく、だからこそ応援したくなってしまう陸生を見つけた晴が個人的な今話のハイライト その細やかな表情の描写で、本作の豊かさが分かるそしてed曲はタイトルの元ネタ『イエスタデイをうたって』へ…近づく終局を予感した pic.twitter.com/98kcPjI9Iv— Boo!💙💛 (@boo_hit) June 7, 2020 11話#イエスタデイをうたって 11話動き始めた陸生と榀子の恋けれど息苦しさが募るばかり…強く押せぬ陸生が悪いのか?キープする榀子が狡いのか?否、恋の成就の陰には、涙を流す者が居るのは必然けれども、伝えず、隠し、誰も傷付けぬ振りをしながら、晴や浪を必要以上に傷付けた…其れは二人の罪 pic.twitter.com/FODYYaHTbN— Boo!💙💛 (@boo_hit) June 14, 2020 #イエスタデイをうたって恋の切なさよりも、痛みの勝るここ数話の『イエスタデイ…』晴が健気なだけに、切なくて仕方がない彼女の恋の成就を願いつつ、その恋が果たして幸せと呼べるのか惑ってしまう陸生の煮え切らぬ態度に憤りを感じつつ、己を振り返って胸が痛くなる…辛いのになんて面白いんだ pic.twitter.com/4iojVYJLvH— Boo!💙💛 (@boo_hit) June 14, 2020 12話#イエスタデイをうたって 12話恋って何ですか?惨めで、格好悪くて、情けなくて、よく分からないどうしようもない自分と向き合い、それでも"好き"と言える気持ちが恋なのか…焦れったくて、腹立たしくて…けれど少し素直になれて、想いを伝える事の出来た彼等に幸あれ…そう思ったやはり恋は素敵だ pic.twitter.com/oDR0n4tKMJ— Boo!💙💛 (@boo_hit) June 21, 2020 #イエスタデイをうたって 陸生には何度もイライラしたが(笑)、榀子の「どうしよう…」の言葉に「大丈夫」と即答してあげられる優しさに、憎めない彼の魅力が…何より、晴の幸せな笑顔が見れたので大満足(思わず殴っちゃうのが好きw)まだまだ悩みむ事はあるだろうけれど、晴をもう泣かすなよ!…と😊 pic.twitter.com/MFXGvOf0ht— Boo!💙💛 (@boo_hit) June 21, 2020 総括#イエスタデイをうたって まとめもどかしく、怠惰で臆病で、それでいて甘美なモラトリアムの恋を瑞々しく描く一編劇的でも激情でもないが、恋の喜び、苦しみを繊細に切り取り、水彩の様に淡い人間模様が胸を打つ巧みに心情を演じた役者、絵で芝居を魅せたアニメーター、叙情を誘う劇伴…全てが絶品 pic.twitter.com/hZC2wZceER— Boo!💙💛 (@boo_hit) June 21, 2020 #イエスタデイをうたって 望んだ展開でも、期待したような結末でも決してない…けれども、そのままならなさもほろ苦さも恋なんだ…と、時に自分の事の様に胸を痛めながら、時に彼女や彼の代わりに憤慨したりそんな視聴体験が新鮮で充実した1クールでした見る人を選ぶとは思いますが、忘れ得ぬ一作 pic.twitter.com/cweGBEoeal— Boo!💙💛 (@boo_hit) June 21, 2020 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #アニメ #Twitter #イエスタデイをうたって 1