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新聞にコラム寄稿

ありがたい依頼をいただき、新聞のコラムの寄稿がスタート。

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北海道新聞夕刊のみなみ風に毎月1回の寄稿をしていくことになった。こういうブログとか日々の取り組みに興味を持っていただき、この機会をくれた。新聞に、ということで時数や文章の展開、言葉選び、と今まで考えなかったことを考えて書かないといけないというのも難しいけど、いいチャレンジになるかなと思うので、楽しんでいきたい。

今回のコラムについては、自分の自己紹介。上の写真はその一部だが、全部載せるには色々と条件もあったので、一部抜粋ということで。

内容としては、自分は少し前から不動産家を名乗っている。勝手に…。

「って、そんな肩書き聞いたことないんやけど!」

そりゃそうだ!勝手に自分が言ってるだけなんで!いろんな職業でがつくものはある。なんとなく専門職感が強くていいな、と思っている。例えば、画家、写真家、建築家などなど。その専門分野で自分の考えに基づいて自由な発想をするイメージがある。不動産も生きとし生けるもの全ては地球上にいる限り、なにかしら不動産の上で生活をしているはず。住む、働く、旅行する、どこに行っても不動産の上。

「だったら、それを面白く活用する人のことをこう言ってもええんちゃうかな」

ということで不動産家を名乗っている。コラムのタイトルにも不動産家の全力投球というタイトルをつけてもらった。これは、自分がつけたわけではない。野球をしてきたことと不動産家を名乗っていることを合わせた感じなのかなと。

内容としては、不動産家についてと徳島出身で函館にいる過程のこと、不動産を取り扱う仕事の中でも函館の西部地区という旧市街地に特化しており、古民家や風情のあるものもたくさん扱っている、ということの紹介。他にもゲストハウス、茅葺、林業、ポッドキャストと興味赴くままに活動している、となっている。

副題?で、『会うことで興味湧く』と書いていただいた通り、人に会うことで本当に色々なことを知る機会を得て、それによってさらに興味が増え、想像が増え、やりたいことが増え、というのが自分の原動力かもしれない。

今後も人に会った結果によってのことも含め、色々書いていきたいと思う。なかなか新聞を取る層の人も少ないので、どこまで届けられるのかは難しいところだが、まあ、これもなにかの縁なので、楽しんでいこうと思う。

掲載されたコラムは↓

 自分は、鉄骨の新築住宅の営業マンから木造の古民家を扱う不動産家になった。徳島県出身で、雪のある北海道に憧れて札幌に。その後、転勤を経て函館に流れ着く。この函館というか道南の雰囲気と居心地の良さから18年間が経過し、徳島での生活をついに抜いた。『居心地の良さはなんやろな〜』と考えてみると、函館市と徳島市はほぼ人口も同じで小さいシンボルの山があり、海に面している。立地や条件が類似しているのが関係しているのかもしれない。若い頃は、都会に憧れたが、40歳にもなるとやはりそこそこの田舎暮らしがいいと思えてくる。だから、30代、40代のUターンや移住も多いのだろう。そして、50代の子育てがひと段落した世代が農業に興味を持ち出すのも分かる気がする。 
 自分が何をしているかというと、不動産業に従事している。大学時代にたまたま取れた宅建士の資格。これが方向性を決めた。何も持ってなかった人が資格を取るとそれに全乗っかりするもの。最初は、セキスイハイムに入り鉄骨の新築住宅の営業をしていた。その後、不動産業に転職し、『西部地区』『古民家』というキーワードが面白く感じて、新しい家から古い家を扱うこととなった。
 そして、不動産を通じて本当に色んな人に出会った。世界はこんなにも広くて、ある意味狭くて深い。その人の人生や生きてきた道を辿ることが好きになった。『人に会う』ことで、常に興味が絶えない。それが分かってからは、『人に会う』のをライフワークにしている。
 『不動産家』を自称しているのは、不動産というのは、全ての人になにかしら関係していて、住むにしても働くにしても旅行するにしても地球上にいたら、皆、不動産の上で生活している。「だったらそれを面白く活用する人のことをこう言ってもええんちゃうかな」と。 家をDIYしてゲストハウスにしたり、茅葺屋根の再生や林業、ポッドキャストの配信と自分の興味の赴くままに活動をしている一端をお話しできればと思う。

北海道新聞夕刊『みなみ風』コラム



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