#402 やらされ仕事をやらされ仕事にしない
motoさんのVoicy moto voice「#19 仕事における”意思”と”意見”の持ち方」を聴いたことのアウトプット。
やらされ仕事をやらされ仕事にしない話。
やらされ仕事にしないために
・サラリーマンである以上、どの会社でもやらされ仕事はある。
・その仕事における自分の価値を出していかないと、いつまで経っても仕事しかできず、自分の成長がない。
・上司に言われたことだけをやるのではなく、与えられた仕事の中で成果を出す。
・やらされ仕事を引き受けたときに、時間の濃さや経験値を意識して、自分の脳みそに汗をかく取り組みをする。
やらされ仕事で自分の価値を発揮するには
・事実を捉えた上で、自分のなりの仮説や意見を出す。
・どんな仕事だとしても与えられた仕事に「どんな味付けをするか、どういうふうに料理するか」と自分の思考を介在させる。
事例① 「先週売れた商品、上から20個出しておいて」
<やらされ仕事の人>
言われたとおりに事実となるデータをExcelに20個並べて出す。
<やらされ仕事に価値をつける人>
先週のデータに加えて、その前の週に売れた商品との比較を入れて、そ
こに自分のコメントを加える。
(このコメントに、自分の仮説や想像、自分の意思を込める)
さらに、来週の天気予報が雪であれば、除雪作業のアイテムに加えて、
灯油と電気毛布も売れると想像して、前年の大雪だったときの灯油と電
気毛布の売り上げデータを出して、Excelのコメント欄に「大雪のときは
これだけ売れていたから、来週の発注数はこれだけの数を確保して、売
り場もこういうふうにした方がいいですよ」を入れる。
事例② 「今月の数字がすごく悪くて、非常に厳しいです。」と事実だけ伝える。
<やらされ仕事の人>
「このクリティカルな事実を伝えたのは、ナイスパスだったんじゃない
か」と思う。
<やらされ仕事に価値をつける人>
事実を伝えるだけでなく、そこに自分の思考を介在させた提案をする。
やらされ仕事に自分の価値をつけるメリット
・「自分で仮説を立てて、その上でデータの検証をして、アクションを考える」という思考のクセが身につく。
・「この仮説のもとに、こういう行動をして、こうなりました」を中身濃く話せるようになる。
・仕事の質が上がる。
やらされ仕事に対して、無理に「自分の価値をつけよう」とするのは、なかなか腰が重くなると感じます。
そこで「どんな味付けをするか、どういうふうに料理するか」と考えると、少しは気が軽くなり、やらされ仕事が、自分の仕事となり、前向きに楽しむこともできるかもしれません。
「それ、俺がやること?」「あー、面倒くさい」と思うようなやらされ仕事も、自分の意思を込めて自分の価値をプラスして返して、相手の評価を気にするのではなく、あくまで「市場に対する自分の価値を高める過程」と考えるとモチベーションも維持できそうですね。
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