#496 不幸のアンテナを鈍らせてハッピーになる

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第664回】「不幸になる思考を避ける方法。」を聴いたことのアウトプット。
昨日の幸せのアンテナの話の逆で不幸のアンテナの話。

どうやって不幸を感じるかというと、人間は社会的生物なので、不幸というのは、比較論で感じることが多いんじゃないかと思う。特に日本というのは、同質性の高い社会の中で生きているので、細かい差別化ポイントに気づきやすい。
例えば、ちょっとしたイントネーションで生まれた地域がわかったり、差別化をする感度が高い民族なんじゃないかと思う。
日本人というのは、そういった細かい差というものに敏感に気づくことができる能力に長けていると思う。
「私はあの人よりこの部分が劣っているから」というので不幸を感じる人も少なからずいるのではないかと思う。
こういう他の人と比べるというのは、社会的な生活を送っていく上では、自分の役割を正しく認識する上でも必要なスキルではある。
比較をして、自分の方が劣っていると感じたところで、あまりいいことはない。
もちろん、「ああいうふうになりたい」とそこから転じて、「よし努力をしよう」と目標が定められたりすれば、それはそれでいい。
ただ、比較して「あの人よりも自分は」と思ったところで、別にいいことはあまりない。
他者を見て、それに嫉妬したりして、結果「自分は不幸だ」と定義するのはもったいないかなと思う。
もちろん、他の人を見て「いいなぁ」と思うのは、僕だってあるので、そういった感情は自然なので、それはそれで受け入れていい。
それで自分が不幸になったらもったいない。
そういうふうにしないためにはどうすればよいかというと、不幸を感じるアンテナを鈍くするというのがポイントになってくる。
特効薬や処方箋みたいなものは存在しない。というのも全員が同じやり方で、そのアンテナがパッと鈍くなるというわけではないといのが結論。
ひとつのアプローチとして、こういうやり方はどうだろうかというので話をする。
キーワードになるのが、「妄想力」。
妄想することによって不幸思考の方に割り当てられている脳みそのリソースを奪い取ることができるんじゃないかと思う。
妄想力というのは、ありもしないことをひたすら考えるということ。
例えば、なりたい自分になったとき。
現実的にどうかなんてことは一切合切全部無視して勝手にいろいろ考える。
そういうことを脳内でやっていると、いろいろと馬鹿馬鹿しくてニヤニヤしてくるんじゃないかと思う。

澤円の深夜の福音ラジオ 【第664回】
「不幸になる思考を避ける方法。」

「私はあの人よりこの部分が劣っているから」というので不幸を感じる人も少なからずいるのではないか」は、まさに自分がそうでした。
「他者を見て、それに嫉妬したりして、結果「自分は不幸だ」と定義するのはもったいない」もそうで、長らくもったいない人生を過ごしてきました。
そもそも自分と他人は違うし、羨ましいと思うこともたくさんあって当たり前。自分が劣っていても、自分が勝っている部分や人から羨ましがられる部分も少なからずあるはずです。
他人と比較して「自分は不幸だ」と考えているのは自分。
止めたくても止められない思考だったりするので、そうであれば、澤さんのおっしゃるように、別のことを考えて不幸になる思考を鈍らせるというのは、有効な手段のひとつですね。
他人に嫉妬したり、劣等感を抱いていることを避けるのではなく、その前に「あー、俺、嫉妬してるな」と一旦受け入れることが大事だと思います。
受け入れることで自分を客観的に見れて、さらに「そりゃあ嫉妬するよな」と自分に同意してあげると、少し気が楽になって、気持ちの切り替えがしやすくなって、そのうえで、「じゃあ他のこと考えよう」とすれば、不幸のアンテナが鈍くなって、ハッピーに近づけるのではないでしょうか。

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