#363 Take前提のGiveになっていた
澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第482回】「与える人と搾取する人との決定的な差について。」を聴いたことのアウトプット。
澤さんが、搾取するTakerに遭遇したらしく、Giver,Taker,Macherの話。
ペンシルベニア大学ウォートンスクールの組織心理学者のアダム・グラントさんの著書『GIVE&TAKE』の「Giver」「Taker」「Matcher」の3タイプGiver:自分が得る利益よりも多くを与えようとする者
Taker:自分が与えた量よりも多く利益を得ようとする者
Macher:自分の利益と相手の利益を同じにしようとする者
これは、人間に固定化されて存在するものではなく、それぞれのタイプに人や状況によって使い分けるもの。
TakeしてもらうためにGiveをするというのは、自分をハッピーにするところに至るには、まだ一歩遠いかなという感じがする。
「Giveしている状態が自分にとってハッピーである」というのが、究極的な状態なんじゃないかと思う。
ハッピーというものが自分の中で定義されていたり、感じるためのアンテナがあることが前提となってくる。
それがないと、Giveばかりして、結局自分が枯渇して、抜け殻になったりしかねないので、「Giveをすることによって自分も満たされる」という状態になってくると、すごく良いんじゃないかと思う。
そうするとGiveする相手は必然と決まってくる。
Takerに遭遇した澤さんが、Takerを避けつつGiveしながら成長することを、Give&Takeを紹介しつつ話されていました。
私は、Giveを意識して約2年、 Give Firstを意識して約1年経ちます。
それでもまだまだと思うのは、ごくたまにTakeを前提としてGiveしてしまうことです。
先日、エレベーターで、自転車に乗った子供とそのお母さんが乗ってきたので、乗るときと降りるときに「開」のボタンを押して待っていました。
子供の自転車に続いて入口を塞ぐように乗ったそのお母さんに対して、そのあとから乗ってきた女性は不服そうな表情をされていました。
それくらいの態度のお母さんだからなのかわかりませんが、乗るときも降りるときも、さも当たり前のように無表情でお礼も会釈もありませんでした。
「ん?」と思いましたが、これは私が無意識にお礼というTakeを期待していたからこその「ん?」だったように思います。
「Giveしている状態が自分にとってハッピーである」にはまだ一歩以上遠いようです。
まだまだ成長の余地があるので、引き続きGive Firstを意識していきます。
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