#260 とりあえず行かない選択
澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第316回】「Voicyパーソナリティ河合さんと合宿参加中。」を聴いたことのアウトプット。
澤さんが、ビズリーチの合宿で河合総一郎さんと対談した回。
河合さんは、Voicyパーソナリティを務められていることもあってか、リスナーが知りたいことを澤さんにズバリ聞いてくれました。
忙しい澤さんが、1日も休まずVoicyを続けていることについて、
河合さん「時間ってどうやって捻出されているんですか?」
澤さん「わかりやすく言うと、居ないでもいい場所には居ない、これだけなんですね。肉体の居る場所というのを、居るべき場所に限定する。居なくてもできる仕事は、その場に行かなくてやる。そこに行かないでも済むものは遠隔で全部済ませてしまって、肉体がいるだけで何か貢献できる場所があるのであれば、そこに身を置いておく。こうやっていくと時間の割り振り方が変わってくるんですよね。」
河合さん「以前、澤さんが時間と空間との関わり方ってすごい大事とおっしゃっていて、まさにそれをやられているということですね。」
澤さん「今までは時間と空間を合わせて皆さん働いていたでしょ。この時間とこの空間が完全にくっついていたけれど、テクノロジーが出てきたことで、それを引っ剥がしても価値が出せる。仕事って何のためにやっているかというと、価値を生み出すためにやるので、引っ剥がしてもできるという状態をテクノロジーの力で生み出して、その分いろんなところで価値提供する、というやり方をしている。」
澤さん「やっぱりこれはこれからの働き方としては、発想として大事かな。とりあえず行くじゃなく、とりあえず行かない選択をする。」
河合さん「あぁ、いいですね。とりあえず行かない選択。」
澤さん「だから「ご挨拶に伺ってもいいですか?」とよく言われる。基本断るんですね。わざわざ挨拶のためだけにあなたに移動時間を使わせるのが申し訳ないので、「挨拶だけだったらオンラインで結構です。でも「もしいらっしゃるんであれば一緒にコンテンツ作りましょう」とか「何か生み出しましょ。」これは提案する。」
河合さん「対面で話す価値は、新しいものを創るためにあるので、そうでなければってことですね。」
澤さんは、出なくてもよい会議であれば、出ない選択をされているそうです。とりあえず行かないをオンラインでも実践されています。
私もこれには賛成で、我が社でも数十人が出席する会議がありますが、発言するのはわずか数人で、ほとんどの出席者は情報共有されるだけの立場の人たちです。
情報共有であれば、資料と議事録、会議の内容を一部始終共有したい、されたいのであれば、録画して共有すればよいと思います。
中途半端に参加だけして、裏では自分の仕事をしていると聞き漏らすこともあるでしょう。私はあります。
録画であれば、自分のタイミング、しかも倍速で見ることで、情報共有の時間短縮ができて、これまでリアルタイムで出席している人たちの業務効率が格段に上がるように思います。
ここ3ヶ月ほど、急ぎの作業が打合せや会議と重なることが多く、その会議に「とりあえず出ない」という選択をしています。後で議事録や録画を見ていれば、支障なく過ごせています。
「とりあえず行かない選択」
思い切ってやってみてはいかがでしょうか?