#46 自分本位の作業的なプレゼンをやっている私

澤円さんのVoicy「澤円の深夜の福音ラジオ 「【第56回】「ボクがプレゼン初心者だった頃の話。」を聴いたことのアウトプット。
プレゼンのスペシャリストである澤さんも、最初からプレゼンが得意だったわけではなく、初心者の頃があったという話。
最初の頃は、勤める会社の米国本社のスライドをそのまま日本語訳に直訳して文字だらけ、オーディエンスの方を向いて話をできなかったそうです。
そして一番の問題は、「オーディエンスが何を求めているのかを考えずにコンテンツを作って、その資料をいかに時間内に読み上げるかという作業のようなプレゼンを繰り返していたこと」だったそうです。
作業のようなプレゼン。やっています、私。
私の場合、人を集めて何かのテーマで発表するプレゼンではなく、業務プロセス上の必要な判断を仰ぐためために資料を作成して、判断者に承認いただくために説明するというプレゼンです。
業務プロセス上、必要なものなので「やりたい」やではなく「やらなければいけない」の義務感でプレゼンしてきました。
ぼんやり生きてきたことが染みついているのと義務感とで、どうしても作業的なプレゼンになっていることにこの話を聞いて気付かされました。
承認を得ることが目的で、どうしても説明する上で私の言いたいことが先行してしまいます。
澤さんは、「自分が話したいことを話すのではなく、相手が求めている話をする、もしくは相手がまだ気付いていない情報を提供すると喜ばれるという成功体験を得ることができた。相手の期待値や相手の興味範囲に対して自分の意識を向けることをまず最初に考える習慣をつけてからはプレゼンで大失敗することはなくなった。」そうです。
ぼんやりと自分本位でなく、準備段階から少しでも相手を意識していきます。

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