#148 オンとオフ

先日、スタートアップの起業家の方が「私は24時間365日仕事のことを考えています」とおっしゃっていました。
そのときに渡邉美樹さんの著書を思い出して、社長になる人のマインドには共通点があるなぁと思ったのと、「オンとオフ」ということについてモヤモヤしたのでnoteに残しておきます。

よく日々の生活をオンとオフに分ける人がいます。仕事中はオン、アフターファイブや休日はオフ、という考えです。
この視点から見れば、私は常にオンです。常に問題意識を持っているので、極端に言えば二四時間三六五日、仕事のことを考えている状態です。
たった一日でも仕事について頭を働かせることをやめると、問題意識が一気に低下してしまうからです。
たとえば週休二日でカレンダーどおりの土・日・祝日に休みがとれるとします。
土曜日に仕事について考えることをストップさせたとします。すると、週初め、月曜日に仕事モードのスイッチを入れたとしても、元の状態に戻るには、休めた腰を起こし、回転させなければなりませんから、月曜日そして火曜日は、戻すためだけに費やすことになるでしょう。
さらに、金曜日になるとすっかり休みに気持ちがいってしまったり、準備をしたりするようなことにでもなれば、まともに働けるのは水曜日と木曜日の
二日間だけです。こんな人は週二日、月に八日間しか、しっかりと働いていない計算になります。
はっきり言えるのは、二四時間、仕事のことを考えているかどうかで、ビジネスパーソンとして大きな差が生まれてきます。能力以上に、成果に違いが
出てくるのです。

渡邉美樹(著)「夢に日付を!」より

私は休日は完全にオフです。
平日は残業することが多く、20時~22時の業務終了後はなかなかオフになれません。しかし、金曜の業務が終わると、完全にオフスイッチが入ってしまいます。
2,3年前までは休日もこっそり仕事せざるを得ない状況で、オンオフはっきり意識したことはなかったのですが、メンタルが不安定になったこともあり、気が付いたら休日は完全にオフになっていました。
お蔭様でメンタルは安定して、溜まったストレスをリセットして翌週を迎えることができています。
夢を持って本気で実現しようとしている人にはオフという概念がないのかもしれませんが、多くのサラリーマンは休日はオフにして、自分の時間や家族との時間に費やしていると思います。
私は、仕事でやりたいことに向けて小さな行動を計画してみたものの、家の用事が割り込んだり、つい昼寝をしてしまったりと、なかなか実行できていません。実行できないということは、まだやりたい気持ちが弱く、本気度が足りない。やりたいことがまだフワッとしているせいかもしれません。
オフでも取り組めるのか、オフにしたから取り組めないのか、まだ言語化が弱いのか、考えながら進んでみます。

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