#104 子供の人生は子供の人生で自分の人生ではない
澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第122回】「自分の人生は他人に決めさせないということ。」を聴いたことのアウトプット。自分の人生のターニングポイントをどうやって決めたか?という問いから始まった自分で決めることの話。
たくさんの人からのアドバイスを吸収しながら自分なりの考えをまとめていき、最終的に判断する。これは人生そのものなのではないかと思う。
一つ大事なことがあるとすると、自分の頭で考えて決めるということ。
知識としてたくさんの情報を他の人からもらうのは多いに結構だが、その考え方ばかりを重視して自分の頭で考えないのは違うと思う。
若い人たちから立て続けに「親からこうゆうふうに言われてます」「親にこうしなさいと言われました」と相談を受けた。「絶対にこの大学に入れと言われている」と浪人をしているい人、外資家ITコンサルタントを志望する文系の学生が「外資系ITコンサルなんて理系出身じゃないとダメでしょ、と言われている」。親に相談する、親からのアドバイスに耳を傾けることそのものは悪い話ではない。両親であってもみなさんの人生を生きるわけではない。入試にしろ就職にしろ、親御さんたちの経験則から出てきている話は、数十年前の代物。今現在に通用するものだとは限らない。その親御さんが入試を受けるわけでもなく就職の面接を受けるわけでもない。
みなさんが誰かのアドバイスを受けるときには、常に参考情報であるととして受け取るといったマインドセットを持つ必要があると思う。
自分の経験則から子供にそうさせるのは、以前に話のあった「べき論」を振りかざすことに近い気がします。「この大学に行くべきだ」「この業界の企業に入るべきだ」などと考え、口にしている親御さんは多いではないでしょうか?
私は自分の子供に「やりたいことをやりなさい」というわりに、その言葉に反して「こうするべきだ」とも言っていました。子供の人生は子供の人生で私の人生ではないです。経験則はあくまで参考であると前置きしつつ、得た情報を自分で考えて判断するよう促していきたいと思いました。
私は自分の人生のターニングポイントは自分で決めてきました。進学、部活、就職など、両親にはいろいろ言われましたが、最後は自分で決めさせてくれたことを思い出しました。自分で決めてきたので、その選択の中には後悔があっても自分で決めたので誰のせいにすることもないし、誰のせいにもできないです。
親が、自分の子供のターニングポイントを決めて絶対成功する保証はないし、後悔を親のせいにしていきていく子供は不幸だと思います。
子供の人生を決める親より、子供をしっかり見守る親の方がいいですよね。