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#569 人を頼って判断を早くする
澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第776回】「素早い判断をするための秘訣とは何か。」を聴いたアウトプット。
澤さんご自身の判断についての話。
何か素早く判断をするというのはですね、いろんなところで役に立つというか、その真価を発揮すると思うんですけど、特に何か緊急事態だったりとか、すぐに何かをしないとより一層大変なことが起きるとかというときには、素早い判断、ものすごいスピードで「こっち行くぞ!」と決めるというのがすごく大事になってくると思いますし、もっと言うと、それを自分で決めるというのが大事なんですよね。
特にリーダーで組織を引っ張っているとか、チームを率いているとか、そういった人だけではなくて、「自分が何かしなきゃいけないんだ」というときには、自分自身に対してリーダーシップを発揮しなきゃいけないわけですよね。
そして、そのときに素早く判断できるのか、それとも時間かかっちゃうのか、というのは「何が違いなのかな」と自分で分析をしました。
何しろ僕の場合だと、時々すごく早く判断できるんですけど、時々全然ダメだったりすると。「このムラはなんなんだ」というふうにちょっと考えてみました。
僕の中で素早く判断ができるというのは、内容というか、取り返しがつく、もしくは、取り返せなくてもまあいいやと諦めがつく、このどっちかなんですね。
ただ、その取り返しがつくとか、諦めがつくということが、自分の中で言語化できていると、とっとと判断ができるというふうになってるんですね。
そして、仕事の場合は、判断基準としては、自分が怒られればいいや、自分がいざとなったら会社辞めちゃえばいいや、自分がお金払って済ませればいいや、そんな感じで「自責で全部済むな」と思ったら判断が早いんですよね。
これは今すぐにやらないと他の人に迷惑がすごくかかっちゃうな、それはその人の時間を大きく奪ってしまって、取り返しがつかないなと思ったら、とりあえずは判断してしまって、実行に移すというふうにできているような気がします。
ダラダラ先延ばしにしたりなんなりするというのは、特に大きな損害がなかったり、自分が平気だったり、他の人が迷惑に思うかもしれないけれどもその人の時間を著しく奪ったり、その人がものすごくキャリアの危機に陥ったりといったことがないと思うと、平気で先延ばしにするタイプなんだろうなとつくづく実感しているところなんですね。
(中略)
ダラダラと判断しなかったり、作業に着手しなかったりということが起きそうだなと思ったらどうするかというと、非常に簡単な話で、人を頼るということになります。
誰かに「お願いだから、せっついてくれ」というふうにお願いするんですね。僕の場合だと、これはオンラインの秘書の方に頼んだり、勤めている会社だったらセクラテリをやってくださっている人にお願いしたり、自分のチームメンバーにお願いしたりとか。たぶん忘れるだろうし、それによって迷惑をかけちゃうかもしれないので、とにかく「つっついてくれ」とお願いすることになります。
そして、つっついてもらったら謝る、「ごめんなさい、すぐやりまーす」と。それでも忘れるんだけれども、「諦めずにしつこく言ってくれ」というふうにお願いするしかないのかなと思っています。
苦手なものは苦手ですからね。ダメだということを自己開示しておいて、「助けてくれ」と言っておくしないかなと思います。
これは、もちろん言われたら、やらなきゃいけないですし、もしそれでもやらなかったら、全部100%悪いのは僕ですから、謝るしかないわけですね。
「素早い判断をするための秘訣とは何か。」
澤さんほ、「ダラダラ先延ばしにする」とおっしゃっていますが、緊急度+影響で的確に判断しているように思います。
なんでもかんでも素早く判断できることもないでしょうし、自責と相手への影響を考えているだろうと思いました。
そして、自身の判断に加えて、人に頼るというのは考えたこともなかったので、これは有効な手段になりますね。
判断するために、誰かに背中を押してもらう、プレッシャーをかけてもらう。
自分ひとりでは、判断を先延ばしにして、宿題ばかり積みあがってしまい、それが嫌になることもあるので、秘書のいる方は澤さんのようにすればいいし、マネージャーやリーダーでない人は、逆にリーダーにせっついてもらったり、判断するためのアドバイスを仰ぐことで、判断のスピードを上げることができると思いました。