#72 正しい英語を話そうと思わないで話す

澤円さんのVoicy「澤円の深夜の福音ラジオ 【第88回】「英語プレゼンで疲労しつつも充実する話。」」を聴いたことのアウトプット。
日本人と外国人が混合するお客さんに対してのプレゼンで、質問が日本語と英語が言ったり来たりして脳が疲労しまくったという話。
その中で英語モードとそうでないモードでの脳内のプロセスをわかりやすく話されていました。
[英語モードのプロセス]
脳内にある英語の単語をサーチする⇒その言葉が適切かどうかを判断する⇒声に出す
[英語モードになっていない状態でのプロセス]
日本語が脳内に浮かんでくる⇒それを英語に変換する⇒英語の文章として通じるよう再構築する⇒その内容を確認する⇒やっと声に出して話す

ボキャブラリーが豊富ではないという澤さん。
限られた語彙の中でどうにかこうにか文章を募る。その中で工夫しているのはリズム感。ハリウッド映画、会社のイベントやミーティングで感じる独特のリズム感をもとに英語を話し、なんとなく話せている感を出す。日本語でも文法が正しくなくてもリズム感で通じることがある。英語は世界中で話されている言語で、必ずしも正しくないかもしれない英語で話している人口は億単位で存在するじゃないかと思う。正しい英語を話そうなんて最初から思わなくてもいいんじゃないかと腹をくくっている。本当に通じているか不安に思いつつつも会話を楽しむように心掛けている。

多くの方がそうだと思いますが、私もできるだけ正しい英語で話そう思っていました。これもぼんやりと生きてきたせいか、なんとなく正しい英語を話さなければいけない感になっています。
そもそもTOEIC400点にも満たない英語力なので、正しくなくて当たり前と今受け入れました。
たまに電車で行き先までに乗り換える駅などを外国人に聞かれることがあり、自分が正しいと思う英語で伝えようとして文章ができずに「えー」とか「あー」とか言ってなかなか言葉が出ないことがありました。
次の機会には、まずは思いついた単語を並べて、英語のそれっぽく声に出すようにしてみます。

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