#167 油断しないためにメリハリをつける
澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第187回】「油断によって自分の価値が下がる話。」を聴いたことのアウトプット。
前回の配信で信頼を失う原因が油断であるという話をしたことから油断を掘り下げた話。
琉球大学で集中講義をしてきたときの話。
講義はとてもいい雰囲気で進んで質問もすごく積極的にしてもらえて、全体としては大満足な四日間を過ごせた。その一方でその四日間ずーっと気になっていた出来事が受講者のあくび。
1人の講師に対して生徒さんが数十人いる状態なので「自分のことなんて見ていないだろう」なんて思っていたのかもしれない。実際にはかなり見えているし、あくびって気づく。そして、あくびをしている顔というのは相当な間抜け面。そんな間抜け面をこっちが一生懸命しゃべっているときに向けられると、正直モチベーションが上がることは絶対にない。
講義をしている最中であれば、その間抜け面を向けている相手というのは自分を評価する人間だったりする。自分が得をすることはまったくない。
あくびをすることが悪いのではなくて、その顔を手で隠したり下を向くなどして、正面から大口開けている顔を見られない工夫をしてもいいじゃないかと思う。それをしていないことがとっても残念。
これの原因が昨日もテーマにした「油断」ということになる。
なんとなく自分は見られていないだろう、これくらいは大丈夫だろう、という油断が、喉の奥の奥まで晒すような行為に繋がる。
こうゆう油断というのは本当に損。
見ていないだろうというところでこそ油断は禁物。
家でも家族がいるところでは、ほんの少しだけでも緊張感を持つことを以前よりは意識しています。
しかし、リモートワークが主流になってきて、以前は油断していなかった仕事中に油断してしまっていることが出てきているように思います。
在宅勤務で油断しまくっている人は意外と多いのではないでしょうか。
私は在宅勤務でも、寝ぐせを直し、髭を剃り、寝ていた服から着替えていますが、しばらく時間が経つと人目がないことで油断していると思います。
油断によって、今まで築いた信頼を失うことは本当にもったいない。
とはいえ、緊張しっぱなしも疲れてしまうので、これもメリハリだと思います。
在宅勤務で油断するなら、切りのよいところで5分くらい横になって思い切り油断すればいいかもしれません。
慢性的になんとなく油断しないためにもメリハリを意識してみます。