#311 私に気づきをくれた料理人のラーメン
以前、料理人について投稿したことがありました。
1ヶ月ほど前の夕方、その「麺処 銀笹」を訪問するも、臨時で夜営業しておらず空振り。
昨日、通院で会社を休んだついでに、銀座まで遠回りしてリベンジしてきました。
店に到着したのが13時半頃。
オススメの「塩ラーメン」と「半鯛飯」を注文しました。
店は、お昼時間帯を過ぎているにもかかわらず、客足が途絶えないだけになかなかの人気店のようです。
それほど待たずに着丼。
ラーメンは、スープも麺もチャーシューも練り物のどれも美味しかったです。
店主が、料亭の厨房に立たれていたという事前情報抜きにして、すごく丁寧に作られた上品な味で、1杯950円が少しおトクと感じるくらいのお味でした。
鯛飯は普通に美味しい鯛飯。というのも私がたまに鯛飯を作るので、大差ないというか自分の鯛飯も料亭に負けていないということがわかりました。
その鯛飯にスープをかけてお茶漬け風にして食べるのがオススメと掲示されていたので、やってみたところ、私にはしょっぱかったです。
ラーメンスープなのでしょっぱいのは当たり前ですが、お茶漬けとしてもう少し薄い方が好みでした。
完食して、帰り際に「ラジオ聴いて来ました」と言いたかったのですが、途切れないお客さんのラーメンを作り続けていて忙しそうだったので、「ごちそうさまでした」だけ声をかけたところ、しっかりとこちらに目を合わせて「ありがとうございました」と言っていただけました。
料理と真剣に向き合いつつ、お客さんにもしっかり対応されて、ラジオを聴いて想像したとおりの人柄がうかがえました。
私の表情から満足度を読み取っていただけたら幸いです。
あらためて、ご馳走様でした。