#415 逃げる前に隠れる

昨日聴いていたラジオ番組Tokyofmの『Blue Ocean』で、新学期で学校へ行くのが憂鬱だという子供にオススメしたいサイトが紹介されていました。

絵本作家のヨシタケシンスケさんとNPO法人ライフリンクがコラボして作った『かくれてしまえばいいのです』です。

かくれてしまえばいいのです

よく言われる「逃げてください」というメッセージの「逃げる」は、ネガティブな響きで、それ自体に罪の意識を持ってしまう人もいるので、「隠れちゃえばいいじゃん」ということで作られたサイトだそうです。
番組では、このサイトの「生きていることは、ときどきすごく疲れます。ときどきすごくうまくいかないときもあります。そんなとき、何もかも消えてしまえばいいのにと思うことは、とても自然なことです。つらいときはちゃんとつらいがりましょう。死にたいときに死にたがってもいいんです。ちゃんと死にたがることは、ちゃんと生きたがることだからです。」というメッセージがあることを紹介していました。

サイトを少し覗いてみたところ、「あつまれどうぶつの森」のようにキャラクターを動かして、部屋に入ると、憂鬱な心を和らげるメッセージがたくさん出てきました。
こういう救いの場が多ければ多いほどよいと思います。
よく聴いている澤円さんのVoicyでは、「辛かったら逃げてもいい」と話されていますが、逃げることがネガティブと捉えてしまう人は、一旦隠れてしまうのもよいと思いました。
憂鬱な度合いが強いお子さんがいらっしゃる方、ご自身が「結構しんどいなぁ」と思っている方、一度見てみてはいかがでしょうか。