#314 リスキリングにGive First
澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第404回】「人との関係は大事にしないと後悔するという話。」を聴いたことのアウトプット(続き)。
肩書がなくなって寂しい老後とならないためのマインドセットの話。
昨日は、キャリアを積んで徳を積まず、その積んだキャリアで得た肩書に依存した人の話でした。
では、そうならないようにするためのマインドセットです。
もうこれはGive First。自分の方からGiveをしていくという習慣づけ。これに尽きる。
会社や学校から与えられた肩書や称号がなくなったときに何が残るかというと、これはもう人徳しかない。
人徳は、これから一週間頑張って身に付けられる甘いものではなく、人生の蓄積の上に醸成されていくもの。気付いたときから長い時間、覚悟を決めてやっていかなければならない。
そのときに何が必要かというと、自分の方からとにかくGiveをしていく、他の人たちに貢献していく、助けていく。そういったマインドセットだと思う。
そして、言葉にして、行動する。
「ありがとう」と言うのも習慣づけしてしまえばよい。言う言わないで迷って、言わないを選ぶ人がすごく多いんじゃないかと思う。
あるいは、ちょっと困っている人がいて、時間があるなら、迷わず助ける。
やって「ありがとう」と言われたら嬉しい。
そういった成功体験をどんどん積んでいくクセをつけていくと、歳を取ったときにすごく気楽に生きられるんじゃないかと思う。
見返りを求めるのではなく、生き方としてそういうことができるようになってくると、貢献癖がついているので、やることがなくならないと思う。
これって将来のリスキリングの一つではないかと思いました。
定年退職後の収入を得ることだけでなく、老後にやることがない、やることがなくなりそう、といった不安を持つ人も多いようですが、定年後も続けられる事業や趣味がなくても、Give Firstが染み付いていたら、自然とボランティアに参加したりどこかのコミュニティに参加したりしていそうです。
そう考えると、Give Firstは、楽しい人生、幸せな人生に欠かせないことのようにも思います。
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