#172 「どうやったらできるかな?」を少しでも考えてみる

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第193回】「長野県までできない理由を退治しにいった話。」を聴いたことのアウトプット。
長野県塩尻市でのピッチコンテスト後の懇親会でいろいろな人からプレゼンが上手くいかないという質問を受けたことからその答えの話。

僕の答えは全部同じ。周りの環境によってプレゼンが伝わっていないというふうにおっしゃっているわけだが、実際には自分が変わるしかない。
「できない理由を探すのではなくて、どうやったらできるようになるかという思考を持つためのいいチャンスだと考えてほしい」と伝えた。
つまり、人間というのは「これこれだからできない」「これこれだから難しい」というのを見つけるのが本当に得意。そして最終的に「難しいからやらない」という選択肢もこれまた大変取りやすい。
残念ながら、今の日本がこんなに元気がなくなってしまったのは、こうゆうことを一つの正解として認識しちゃっているおっさんたちがいっぱいいるから。そして、その考え方を若い世代に押し付けるというか、悪い意味で引き継いでいってしまう、受け継いでいってしまうということを繰り返していった結果が今の状態なんじゃないかなというふうに考えている。
プレゼンが伝わらないとか上手くいかないというのはとりあえず横に置いておいて「どうやったら上手くいくのだろうか」ということを考える発想の転換をして欲しい。嘆いているばかりでは前に進まない。どうやったら上手くいくのか考え直す。そうすると一生懸命自分の頭で考えるので、結果的に自分が成長することになるんじゃないかと思う。一生懸命自分の頭で考えるためのきっかけにしてほしい、と伝えた。

困難な状況で「できない理由を探すのではなく、どうやったらできるか考える」というのは多くの著名人や会社の偉い方々もおっしゃっています。
少し前に仕事で忙殺されたときに「仕事の量が多すぎてもうできない」と口に出しそうになりましたが、ちょっと頭を切り替えて「どうやったらできるかな?」と考えたことがあります。
今まではサービス残業してでもただ頑張るのみでしたが、意識的に頭を切り替えて考えたのは、初めてかもしれません。
上司は私以上に忙しくて「できません」とは言えない、他に頼めるリソースもない、ということでこれまでと同じように「自ら頑張るしかない」が結論でした。しかし、これまでと違ったのは「極力残業できる時間内で切り上げる」「一時的に優先順位が一番以外の仕事は一切しない」と決意してやり遂げました。
できない理由をつい探してしまうような状況で「できない」と言って、
・自分のバリューを出すチャンスを放棄するのはもったいない
・なんかカッコ悪い
・もう心身を削ってまでやりたくない
と思ったことで、どうやってできるかを考えることができました。
少しでも「どうやったらできるかな?」と考えて行動してみると、意外とできてしまうかもしれません。


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