#334 バリューを出すからやりたいことができる

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第439回】「畳み人ラジオのおお二人とのコラボ放送!」を聴いたことのアウトプット。
澤さんが、Voicy畳み人ラジオのパーソナリティ設楽悠介さん、野村高文さんと対談された話。

私はまだ「畳み人ラジオ」を聴いたことがないのですが、澤さん含めて御三方ともご自身を「社畜中の社畜」と笑いながらお話されている面白い会でした。

澤さん
「輝く人たちにかなりお会いになっているし、一緒に働く機会もあると思うんですけど、輝く、あるいはものすごく活躍をするっていうときに、必要なこととか大切なこととか、お二人の中で気づいていること、これがポイントかなって何かあります?」

野村さん
「自分が貢献できるポイントは何か?っていうのは、いつも意識するんですよね。「やりたいことやろうぜ」みたいな言説って結構多いじゃないですか。やりたいことと役に立てることって必ずしも一致していないと思っていて。私の場合は、役に立てること、周りに貢献できることがファーストになっているんです。そうすると個として「野村さん、今度こういうモデレータ出てください」とか「この話すごく面白いと思うんでイベント出てください」みたいな話がきたときに、100%自分がやりたいことと一致していなくても「何か役に立ってるんだろうな」みたいなところで、わりと受けることがあったりするんですよ。
会社の中でもそうで、コンテンツをずっと作って誰とも話さずに生きてきたみたいなところがあるんですけど、チームマネジメントとか上手いと言われてるから「じゃあそこは役に立てるんだったらやろうか」みたいに思ったりするんです。」

澤さん
「貢献できるポイントってのも言語化されていて、それが繰り返せるっていうことですよね。」

野村さん
「だから、求められるんだったら、それはちょっと自分としてはめちゃくちゃやりたいことに沿ってなくても、でもまぁやろうかなっていう。」

澤さん
「たぶんそれって、やることによって喜ぶ人がいるからじゃないかなと思うですよね。」

野村さん
「そうですね。この部分において、欠落してるものを自分が補えたりとか、誰かが助かるみたいなところは、わりとと意識が向くところですね。」

澤さん
「設楽さん、何か思いつくことありますかね?」

設楽さん
「自分たちで言うのも何なんですけど、こういうようにちっちゃくでも、個でいろいろな場所を持ったり、出ていく人が、会社にとって増えてくることは、非常にこれからの日本の経済にとっていいことだと思うんですよ。
(中略)
個で働く輝くために必要なことって、愛嬌かなと思うんですよね。いずれにしても愛嬌みたいなものが個にあったり、会社側としてもそれを受け止めるものがあるかないかで、社内の雰囲気とかが変わってくるかなと思うですよね。」

野村さんのおっしゃった「やりたいことと役に立てることって必ずしも一致していない」「役に立てること、周りに貢献できることがファースト」というのは、すごくいい考え方だと思ったのと同時に、やりたいこと優先で考えていたことを改めねば、と思いました。
ただやりたいことだけやっても、それが人の役に立たないと、世の中に貢献する、バリューを出すという観点では意味がないと思います。
「やりたいことをやりつつ、バリューを出す」ではなく、「バリューを出しつつ、やりたいことをやる」の順番でした。
そもそもバリューを出さないとやりたいこともできないですね。


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