#180 効率的に仕事をして遊ぶ時間を捻出する

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第197回】「サンフランシスコの最高の友人との対話。」を聴いたことのアウトプット。
澤さんのご友人でビートラックスのCEO Brandonさんとの対話から会議での意思決定についての話。

澤さん「決めるというのがミーティングの目的であって、人と会う目的であって、あるべき論でいえばそう。」

Brandonさん「決めていかないとタスクが溜まる。どんどん仕事が増えて、仕事の時間が増えると遊べなくなる。遊ぶ時間が欲しいからミーティングの中で全部決めてしまえばいいし、時間かけて持ち帰って検討してから決めるのと、ミーティングの中で決めるのとdecisionのクオリティは変わらない。」

澤さん「むしろミーティングの最中にやった方が温度感、臨場感がある。」

Brandonさん「話したことと直接繋がって決定になるので、正しい決定が多いと思う。」

澤さん「僕もそれ賛成で、いわゆる「前向きに検討します」とか、よきに計らえ的な感じでやって、後で持ち帰るというのが一般的。あれがなんかちょっともう少し日本頑張れば良くなるのではないか。」

Brandonさん「時間かける方がリスクとデメリットが増えてしまう。間違った判断でも早くした方が、正しい判断を一週間後にするよりもメリットが大きい気がする。」

澤さん「間違っていると気づいたら翌日に直せばいいし、午前にそれ間違っているとわかったら午後直せばいい。」

Brandonさん「そしたら一週間後に決定するよりも早い。正しい決断が。」

澤さん「学習データが貯まる。」

Brandonさん「ダメなことのデータも貯まる。」

澤さん「もう二度とやらないという。一週間かけてやったら、それ一週間分無駄になる。みんなわかっちゃいるけどやっていないことなんだろうなという感じがする。」

Brandonさん「たぶん日本だと「時間をかける=ちゃんとやった」。ちゃんとやった感を出さすためには時間をかけないと。たぶん答えはミーティングの中で出ていると思う。でも今答えを出してしまうと「お前何も考えていないだろう」と言われるのが怖いのではないか。だから一週間待ってミーティングの中で考えていたことと、一週間後に決めたことと一緒だが、一応「一週間熟考しましたよ」という形が欲しいのでは。」

今の職場では意思決定の速さより、正しさや慎重さが重視されているように思います。それはおそらく会社でもそうで、もしかしたら他の会社でもそうかもしれないと思います。
明らかに決定を急ぐ場合以外は、決めるための会議は少ないのが現状です。
そんな中、ごく一部の意思決定者の方はその場で決めることが多いので、みんな見習って目指したいものです。
お二人の会話で一番印象に残ったのはBrandonさんの
「遊ぶ時間が欲しいからミーティングの中で全部決めてしまえばいい」
日本でこの考えの人は少ないのではないでしょうか?
人生を楽しむために、取り入れてもよい考えではないかと思いました。


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