旅するおうち時間@ピエンツァ
どーも。週末管理人のMiiです。
コロナでおうち時間が増えてストレスが溜まってきてる人もいるのではないでしょうか。
海外旅行が趣味の私も今年は初めて自宅で過ごすGWになりそうです。
おうちにいても少しでも海外に思いを馳せたい。。。ということで過去の旅を振り返っていきたいと思います。
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今回の旅の目的地はイタリアのトスカーナ州にあるピエンツァ
ローマから電車に乗り、ローカルバスを乗り継ぐこと2時間とちょっと。日本の知名度はまだまだですが世界遺産のオルチャ渓谷の絶景に包まれた人口2000人ほどの小さな街です。
バスの車窓から見えたオルチャ渓谷
麦刈りが終わった9月は土を掘り起こして整地する作業が行われていました。青麦が黄金色に変わる6月くらいにまた訪れてみたい。。。!
ピエンツァの旧市街の入り口 ムレッロ門
このムレッロ門を一歩入ると、中世の街並みが現れます。
メインストリートを直進すれば旧市街の出口までは5分くらいで歩けてしまうくらいの街ですが、路地裏に迷い込みながらじっくり観光するのがおすすめです。
メインストリートを少し歩くと街の中心地にあたるピオ2世広場が現れます。
こちらは広場中央にある大聖堂
ここで少しピエンツァの歴史を。。。
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ピオ2世広場の名前の由来であるピウス2世はこの街の出身で1458年にローマ法王に就任します。
ピエンツァは元々、小さな村落があるだけでしたが、彼は自らの故郷を理想の街にするべく有名な建築家を呼び寄せ、様々な建造物を作ります。
残念ながら、ピウス2世は1464年に理想郷の完成を待たずして亡くなってしまいましたが、この時に建てられた大聖堂やピオ2世広場はルネサンス期の貴重な建造物として遺され、1996年にピエンツァ市街の歴史地区として世界文化遺産に登録されました。
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ピエンツァは小高い丘の上に築かれた街で、ここからもオルチャ渓谷が一望できます。
9月は雨が多い月なのですが、この旅中は毎日快晴!!日頃の行いのおかげ。。。!ということにしておきます。
さて、ここからはピエンツァの食べもの編
ピエンツァの名産品は羊のミルクで作られたペコリーノ・チーズ
ペコリーノチーズは以前食べたことはあったのですが、塩気が強くて苦手でした。笑
が!ここのペコリーノはマイルドでおいしい!
店員さんによると、ピエンツァの牧草は香りが芳醇で羊の育つ環境もとても良いからだそう。
黒トリュフ入りや唐辛子入りなど種類も様々で、中にはワインの絞りかす入りのペコリーノチーズまでありました。
トスカーナワインも有名で、エノテカが小さい街の至る所にいっぱい!
天気のいい日に昼間っから飲むワインは最高ですね。。。
旅に甘い物はつきもの。。。ということで
イタリアと言えばやっぱりジェラート
ここで食べたジェラートはわたしの人生で暫定1位に輝いております。
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ピエンツァには1泊しましたが、トスカーナの古都シエナやフィレンツェからの日帰りもできなくはないです。ただ、時間があるのであればぜひワインを飲みながらホテルでゆったり幸せなひとときを過ごしてみてください。
今は辛抱の時ですが、また素敵な景色と美味しい食べ物を求めて旅できる時を楽しみにがんばりましょう。。。!
最後にピエンツァのホテルから見た夕日を1枚。
来週はピエンツァに向かう途中に立ち寄ったモンテプルチアーノに思いを馳せたいと思います。
ではでは〜
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