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Leicaのある日常 01 1
京都はフォトジェニックである。祇園の佐川急便は、飛脚姿で仕事をしている。街に溶け込んでいるのが、とても素敵だった。こんな色具合を撮れるのが、このカメラの魅力だと思う。日本にある色が本当にしっくりくると思う。
でも、京都の街は、フォトジェニック感が薄れている。あの、コスプレのような着物姿の人たちが、折角の京都の「色」を邪魔する。天然ではない色が邪魔をする。
抹茶のみどり、木々のみどり、神社の鳥居の赤、舞妓さんの紅、興味深い色。これらの色は、モノクロームで撮れば、確かにモノクロームでも、深みで色があるように見える。天然ではない色は、モノクロームでとっても、浅く、薄い感じになる。
タイミングよく、風が吹いてくれた。