【2024/1/8・カーバンクルステークス】過去8年間のレース傾向
2024年1月8日(月) 中山競馬場
カーバンクルステークス 芝・1200m
過去8年間のカーバンクルステークス1〜3着馬の走破時計、上り時計、仕掛け位置、枠の傾向と近6ヶ月間の出走レースで指数が高く、かつ該当する回数が多かったコースと出走レースの上り時計の順位傾向をピックアップしてみました。
(参考)記載している用語と分析項目については下記記事で解説しています。
■走破時計・上り時計・ペース
走破時計の速さと上り時計の速さに差がありません。
これは短距離でよく見られる傾向で、テンからのスピードが求められるためです。
■仕掛け位置
直線手前の残り2ハロンからペースが上がる展開、またはスタートからスピードで押し切ってしまう展開のいずれかとなっています。
残り2ハロンからペースが上がる展開のときだけ逃げ馬が残っています。自分のペースで余裕を持って逃げられるようだと、逃げた馬が4角で後続を突き放すようなシーンを見られると思います。
■枠
3着まで来ているのは、5枠から外に入った馬が多いです。
テンからのスピードが重要なレースですが、コースロスの少ない内枠より外枠からのスタートの方が好成績になるのは特徴的です。
■直近6ヶ月間の好走コース
芝・1200mで好走していることは当然の傾向ではありますが、新潟・芝・1000mで好走できるスピードも求められています。
ところで、直近6ヶ月間ではありませんが、このレースは前年好走した馬が再び好走するリピーターがとても多いレースです。
今回の出走馬には昨年のレースに出走して好走した馬はいません(一昨年勝ったサンライズオネストが出走)が、12月~1月の中山・芝・1200mで好走しているような馬は注意したいです。
■近走の上り順位
この時期の中山の馬場状態の影響もあり、近走での上り順位と好走することは直結していません。