安心して働ける環境とは?
医療系人材紹介エージェントが
なぜ、人の定着率を気にするのか?
その辺りは、書きました。
そして、
医療系人材紹介エージェントが
なぜ、安心して働ける環境や、
働く人の心が守られているのか?等を
気にする様になったのか?
その辺りを書いていきたいと思います。
■ 医師・看護師・医療従事者の転職
医療系人材紹介エージェントなので、
キャリアや転職の相談を受けます。
転職理由は、
人の数ほどありますが、
おおまかにわけると
2つに絞られます。
・自分の目標・理想に近づく為の転職。
・とりあえず、環境を変える為の転職。
医師・看護師・医療従事者の転職の場合
“自分の目標・理想に近づく為の転職”が多いと
思いきや、意外に、そうでもないのです。
どうしてか?
心身ともに疲弊している方が多いです、
医師・看護師・医療従事者。
だからこそ、
言い方が適切ではありませんが
“今の環境を変えたい。。”
という相談が多いと
感じています。
PexelsのKammeran Gonzalez-Keolaによる写真
■ A医師
30代前半。
医局に所属し、
4月から関連病院に派遣されたが
疲れ果て休職。
“これからどうしたら良いのか”
A医師から
直接、お問い合わせを頂き、
お目にかかることになりました。
私ども、
先生とお目にかかって、
顔を合わせて、
状況を伺うことを
とても大事にしています。
それは、どうしてか?
ただでさえ、
忙しい先生ですので、
お目にかかって、
現在の状況を出来る限り
把握したいですし、
“これから”先の事を考えていく上で、
先生の考えや、気持ちを
知っておきたいと思うからです。
そして、先生の転職をお手伝いするのは
このエージェントという事も
知っておいて欲しい
という想いがあります。
転職は、先生だけではなく
ご家族にも影響を及ぼす
一大事でもあります。
だからこそ、
お目にかかることで、
ちょっとでも関係性を築き、
そこから信頼関係が出来ればと
思っています。
A医師のご希望は、
人間関係が良い処で、
普通に勤務したい!
という事でした。
“普通に勤務したい!”
これ、A医師が
置かれていた状況を
物語っています。
現在、A医師は、
人間関係の風通しが良い
コミュニケーションがとれる
普通の医療機関に勤務され、
ご無理なく
医師生活を送られています。
PexelsのDaniel Torobekovによる写真
■ 自分が働きやすい職場はある
A医師の場合、
派遣先の人間関係、
パワーハラスメントが原因の
転職でした。
自分が所属している医局にも
派遣先のパワハラのことは
相談したそうですが、
「派遣したばかりで無理。。」
と云われ、なすすべなく
私どもに辿り着いてくれました。
医療系人材紹介エージェントとしていると
こういう話を聞く機会はあります。
残念ながら、
一般企業ではアウトなのに、
医療業界は。。。。という。
勿論、
しっかりハラスメントに取り組んでいる
医療機関も中にはあります。
が、A医師の処は
残念ながら、
そうではなかった。
それだけだと思います。
A医師がそうだった様に
自分が望んで行動すれば
自分の働きやすい職場に出会えます。
PexelsのDaniel Torobekovによる写真
■ 安心して働ける環境とは
A医師だけではなく、
今の環境を変えたいという転職を
希望される方の相談を受け
“安心して働ける環境って?”と
考える様になりました。
A医師の場合
・パワハラが原因で、
業務に専念できず休職。
・転職先では、人間関係も良く
業務に集中、普通に勤務している。
と考えますと、
業務以外のことで
気持ちが煩わされない環境。
業務に集中できる環境。
そして、
人間関係が良い環境。
働いている自分の気持ちが
乱されない環境。
こんな処かなと思っています。
PexelsのDaniel Torobekovによる写真
■ 人間関係が良くても
しかしながら
いかに職場の人間関係が良くても
やはり、働いていれば
色々と思う処がでてきたりします。
色々と思う処がでてきた時って、
紐解いていくと
お互いの言葉の掛け違いや、
云いたい事が相手に伝わっていなかったとか。
そんな感じの時に
お互いがコミニュケーションを見直して
関係性を修復しておけば、
悪化することを防げるのではないかと思っています。
悪化が更に加速すれば、
退職を考える事態にまで発展する。
そこを防いでいければと考え、
研修に取り組んでいます。
また、私どもは人の定着率をあげる為の
研修に取り組んでいますが、
最終的に目指しているのは、
医療従事者の皆さんが
自分が心地よいと思える職場で
笑顔で業務に専念できる環境に出会って欲しいと
思っております。
■ 最後は自分次第
こう言ってしまうと、
身も蓋もないのですが、
やはり自分を最終的に守るのは
自分自身です。
自分と他人は違う。
自分のモノの捉え方を
言葉にだしていうことで
自分で理解する。
そして、他人のモノの捉え方を
相手の言葉で知る。
DEPOCの研修は、
この視点を大事にしています。
職場環境が良くても、
自分にとって良くないことが
起こる可能性はゼロではない。
良くないことが起きるのを
期待しているワケではなく、
万が一、何か良くないことが起きても、
自分は大丈夫。
今までの自分だったら
良くないことが起きたら
動揺したかもしれないが、
他人のモノの見方を知ったので、
その視点からみれば大したことではない
と思える!(^^)!
他人のモノの捉え方、
他人の解釈の仕方を
自分が知ることで
自分に新たな視点が加わった。
だから、大丈夫!
そんな風に、
自分の心を自分で守って貰いたい!
という気持ちもあり
研修を担当しています。
医療従事者の方々が
素敵に笑いながら勤務できる環境を作るお手伝いと
そんな環境にお連れできるエージェントでありたいと思っています。
こんなエージェントにご興味のある方、ご連絡お待ちしております(^-^)。
以上