面接はどこからはじまっているのか。
クリニックの職員採用支援の
お手伝いをしています。
院長とがっつりタッグを組んで
職員面接に臨んできました。
そんな中色々感じたことを、
ちょろっと書いていきます<(_ _)>
■ 面接までのステップ。
面接はどこからはじまるのか。
新規開業のオープニングスタッフ募集で
約50名の職員候補の方と面接し、
実感としているのは、
実は面接までの道のりは
履歴書を送付して貰う前から
はじまっていると感じています。
と云いますのは、
私どもの場合、広告媒体を使い、
職員募集の対応をしています。
その為、職員候補=求職者に対しての
事務局からの最初の返信は、
「履歴書と職務経歴書をお送り下さい。」
という処から、やりとりが始まっています。
ここで、まずステップ1!
私どものメールに対しての
返信があるか、どうか。
そこも見ています。
また、実際に私どもの手元に
履歴書が届いた際には、
送付状が入っているのか、
履歴書と職務経歴書を送って下さいと
お願いしたのにも関わらず、
履歴書しか入っていない方もいたりします。
その辺りも見ております。
理由は、
・此方の意図が通じているか?
・此方の意図を汲み取って頂けるか?
の確認です。
面接は、上記をクリアして、
尚且つ、履歴書等からお目にかかりたいと思える人に
面接にお越し頂いております。
その辺りは、下記をご覧ください。
■ 面接にお越し頂いた際には。
面接はお見合いみたいなもの。
職員候補=求職者も
雇用するクリニック側も
一緒に働きたい人かどうかを見るのが面接。
それでは、雇用するクリニック側が、
面接にお越し頂いた際には、
何処をみていると思いますか?
雇用するクリニック側は、
複数の目で、職員候補=求職者をみています。
複数いる採用担当者は、
それぞれ見ている処は違いますが、
ひとつだけ共通しているのは、
患者さんに対して、
気遣いが出来る方か?
そこに尽きます。
履歴書は、その人の人生がギュッと
詰まっているものですが、
そこに事実が書かれているとは限りません。
事実を書いて欲しいと切に願っておりますが、
非常に良くない見方をすれば、
初対面の採用担当者を騙すことも可能と
考えて面接に臨んでいる方もいるかもしれない。
ですので、
面接にお越し頂いた際には、
その人が日常で対応している処をみています。
どこを見ているのか??
まず、最低限のマナーをみています。
具体的な記載は差し控えます。
ですが、ごく普通のことをみています。
■ 面接中には。
此方が質問したことに対して
此方が聞きたい、受け答えが出来るのか?
患者さんは少なからず、
不安を抱えて医療機関を受診されます。
そのときに、忙しいからと
テキパキと対応する方より、
患者さんの心情を汲み取って
余裕のある対応をして下さる方か?
その辺りをみています。
面白いことに、
リアル面接をしていると、
なんとなーくわかるんですよね、
職員候補=求職者の人柄的なものが。
それはきっと
職員候補=求職者にも
院長の人柄等が
伝わっているんだなと思っています。
ですので、
面接はお見合いの場なんです。
どちらかが判断する場と捉えがちですが、
両者が判断する場です。
■ 最終判断は。
面接は、もう皆さん、おわかりのように、
応募した瞬間から、はじまっています。
職員候補=求職者の働きたいという想いと
雇用する側の想いが一致すれば、
そこはすんなり、お話が通じ、
双方がWIN=WINの関係になると思います。
今回の職員採用支援の面接では、
約50名の職員候補と1ヶ月をかけて
お目にかかりました。
面接初日でお目にかかった方と
面接最後にお目にかかった方がいた場合、
1ヶ月の間に、クリニックの職員構成や
働き方(正社員・パート)の組み合わせ(シフト)で、
此方の事情で心苦しいながらもお断りした方々もいます。
こればかりは、職員候補=求職者の運もしくは、
ご縁とタイミングという神のみぞ知る!的な要素も
含まれるなと実感しています。
■ 面接はどこからはじまっているのか。
今まで書いてきましたので、
皆さん、おわかりのように、
応募した瞬間から、はじまっています。
ですが、もっと言いますと、
手書きであれば、字の書き方からはじまっています。
字は、その人自身の思い入れを、現わしています。
いまどきであれば、パソコンで対応できる
綺麗な履歴書でも良いワケです。
そこを敢えて
自筆で書くのでれば
丁寧に書くのが普通ですよね?
でもね、思い入れもなく
ただ単に書きましたけど、
何か?!的な感じの
履歴書も来ました、今回。
で、面白かったのは
上記の方、面接当日ドタキャン(笑)
お電話で話しましたが、片腹痛い^m^
ある意味、ドタキャンしてくれて
良かったと思ってしまいました(^-^)
■ 今回支援してわかったこと。
面接は応募した瞬間から、
はじまっています。
メールでの対応
封筒の書き方
送付状があるのかないのか
履歴書・職務経歴書の書き方
面接での受け答え等々。
職員採用のお手伝いをし
ご縁があった方々をみていますと
最初のメールから、最後のメールまで
きちんとした対応をされています。
約50名の中から、とても素敵な方々と
お目にかかることが出来、
院長はじめ、採用支援してきた事務局も
ホクホク( *´艸`)しています。
職員採用については、
各クリニックで色々な基準があると思います。
その基準にあてはめて、
一緒に働きたいと思えるかどうか。
そこがポイントです。
面接は応募した瞬間から、はじまっています。
以上