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スロベニア・ブレッド湖 Guest House Vitajaの宿泊レポート
こんにちは、ぼのぼです。
一学期の終業式から帰宅したら、その足で香港空港への長距離バスに飛び乗って、行ってきました2018年夏のバカンス。
スロベニアのブレッド湖からスタートです!
1、ゲストハウス ヴィターヤ(Guest House Vitaja)のスタジオアパートメントとは?
日本のペンションのような可愛らしいお部屋。
ゲストハウスと聞いてどんなところを想像しますか?
私の場合は、一部屋にいくつも2段ベッドが置いてあるドミトリーのようなイメージを持っていました。
実際アジアでは、ドミトリーのようなバックパッカー御用達の比較的リーズナブルな宿をゲストハウスと呼ぶこともあるそうです。
今回、ハイシーズンの人気避暑地ということで、ブレッド湖周辺の宿泊施設で1泊1万円台という予算内に収まるホテルを探すのが困難でした。
そこで、当初はドミトリーだと思って敬遠していたゲストハウスも候補に入れてみたところ、ヒットしたのがこの「Guest House Vitaja」だったのです。
結果大当たりでした!
まず、オーナーさんが良い人!
そして、お部屋が心地いい!静かで環境もいい!
大都会の喧騒に消耗していた私たちの心を癒す場所でした。
ダブルベッドの隣にシングルベッド(めっちゃ寝心地がいいマットレス)があり、
3人がゆったり眠れます。スーツケースを広げられるくらいのスペースもありました。
自炊OKなミニキッチンと冷蔵庫。
冷蔵庫があるとスーパーで買ってきたフルーツやヨーグルトを冷やしておけるし、ミネラルウォーターも常備できて助かります。
このシンプルさを中国の我が家でも見習いたいものです(汗)
旅に出ると、自分がいかに必要のないものを溜め込んでいるか、気付かされますよね…。もし一人暮らしするなら、こんなインテリアにしたいという見本のようなお部屋でした。
オーナーさんが誇らしげに「このお部屋はスペシャルなのよ!」と紹介してくれた窓からの眺め。
なんと、ブレッド城が見えるんです!
なにこれ、贅沢!ロマンチックだわ〜。
夜はライトアップされた姿も楽しめました。
お部屋に入るドアの前に、ブレッド湖周辺の地図やスロベニアの観光案内パンフレットが置かれているチェストがありました。オーナーさんの人柄が現れているような、手入れの行き届いたコーナーです。
ブレッド湖周辺には、2泊では遊びきれないほどのアクティビティがありました。それもそのはず、夏の避暑だけでなくウィンタースポーツも盛んで、花が咲く春・紅葉の秋にも見応えがあり、一年中観光客が訪れる場所だそうです。
2、白いタイルの可愛い洗面所に謎のモノが!
天窓からの光が優しい。三角屋根の3階部分が貸切になるスタジオタイプのお部屋でしたので、洗面所は寝室と別になっています。
白いタイルに水色の床で清潔感のある空間が、かわいらしくまとまっているんですよ〜。でも、今までに見たことのない謎のモノがありました。
水洗トイレと並んで同じような形・大きさのふたのないトイレみたいなモノは、
一体なんでしょう? 第二の便座…、なのか?
お湯も出るようになっていて、止水栓もついています。
子どもと会議をした結果「これは足湯ではないか!?」という結論に達しました。
他に考えられる可能性としては…、ワンちゃんとかペットを洗う所・お尻を洗う所・汚れ物の洗濯をする所ぐらいでしょうかね。
ブレッド以外にも、パルマノーバやトリエステ、リュブリャーナで泊まった所にもありました。ですので、イタリアやスロベニアではよくあるモノだと推察されます。
※のちに、ビデではないかと読者さんに教えてもらいました!
日本ではまだなじみのないシャワーブースだけのバスルーム。
今回のヨーロッパ旅では6箇所のホテルに宿泊しましたが、どこも湯船はなくシャワーブースのみでした。中国でも日本人向けのマンションには湯船や洗い場がある物件もありますが、湯船のないシャワーのみのお風呂の部屋も多いです。
海外のいろいろな洗面所を経験すると、ユニット工法のお風呂って日本の住まいの特徴だということを実感します。
気密性が高く、それでいて使用後は床が乾きやすい、浴室乾燥機能もあったり掃除がしやすかったりするユニットバスや、工期を短縮でき大量生産可能なユニット工法って、機能的なんだと気付きました。
3、ベランダからの眺めと外観ベランダからの眺め。
お部屋にはブレッドの山並みを見渡せるベランダがあります。爽やかな風を感じながらくつろぎたいスペースです。ちょっとした物干しも付いてます。
ゲストハウス ヴィターヤの外観
玄関を入ると、円筒の吹き抜けスペースが階段になっています。三角屋根の丸窓のフロアが私たちが滞在した3楷です。
このような戸建ての住居は、中国の都市部では別荘地をのぞき、ほとんどありません。私が今住んでいるのも高層マンションなので、新鮮な気持ちになりました。
玄関前では紫陽花が見頃でした。
全く未知の国だったスロベニアですが、自然の風景が日本の田舎と似ていて親近感が湧きました。スロベニアのおうちは、住んでいる人が愛情を持って手入れをしている感じがするんですよね。
ゲストハウス周辺に植えられた紫陽花の美しさ、レースフラワーが点在する草原、手入れの行き届いた窓辺のハンギングフラワーなど、豊かな自然に根ざした生活ができそうなスロベニアが、いっぺんに好きになりました!
子どもと四つ葉のクローバー探しをしたり食べられる植物を教えたり、自然に親しむことができました。
4、まとめ
予備知識のない中、到着したスロベニアでしたが、息子はブレッド湖に向かうシャトルバスで早くも「ここ住みたい!」と言うほど気にいったようです。
すかさず、「リュブリャーナ大学に留学すれば、4年間は住めるよ」と吹き込んでおきました。(母は本気で言っている)
オーナーさんがとても感じの良い方で、チェックアウトの後ボヒニュ鉄道の駅まで車で送ってくださいました。車中では、ブレッド湖の真ん中にある小島がスロベニア唯一の島であることや、そこで行なわれる伝統的な結婚式の話をしてくれました。
とても居心地の良いゲストハウスから、2018年夏のバカンス旅をスタートできて嬉しく思いました。
※本記事は、2018年7月22日時点の情報です。最新の情報をお確かめの上、よいご旅行を!
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