日本で引退後、マルタで第二の人生!?マルタの車あれこれ
こんにちは、ぼのぼです。
今回はマルタの街歩きをしていて見つけた、いろいろな車を紹介します!
1、みんな大好き、はたらくくるま!
まず最初に紹介するのは、新鮮な野菜や果物を積んだ移動販売車です。
今回の滞在では、スーパーがあるとは聞いていたけど探し当てることができず(地図を読めない女なので…)、肉は肉屋、魚は魚屋のように、個人商店で買い物をしていました。
このように、移動販売車を利用している住民も多く、暑い中遠くへ歩いて買い物に行かなくても大丈夫なようになっています。いわゆる日本の大手コンビニチェーンのようなお店は滞在場所のブギバにはなく、また、中国のように何でもかんでもネットで注文して配達してくれる感じでもなかったです。
買い物ひとつ取っても、全体的にのんびりしている印象でした。
こちらは、タクシーです。
セントポールズ・ベイでは、流しのタクシーはほとんどいなくて、タクシーを呼びたいときにはアプリで予約して利用するようです。
日本や中国ではタクシー会社によって揃いのカラーリングだったり、車体やウィンドウに広告が貼って合ったりするのですが、マルタのタクシーは真っ白な車体が多かったです。何か決まりがあるのかしら?
ナンバーに使われているアルファベットは「TAXI」です。分かりやすいですね!
こちらは、公共バスです。
入り口付近に、車椅子やベビーカー用のボタンが付いています。多分、それを押すと運転手さんが補助してくれるのだと思われます。ナンバーに使われているアルファベットは「BUS」です。
こちらは、マルタ共和国のパトカーです。
おそらく、「GVP」は「GなんとかVかんとかPULIZIJA」の頭文字だと思うんですが、残念ながらマルタ語なので、わかりません。
車輌の後ろタイヤのところにあった数字は、車体番号かな〜と思ってぼかしてしまいましたが、マルタの警察を呼ぶ時の電話番号「112」が記載されていました。
TAXI、BUS、GVPというふうに、分かりやすいアルファベットをナンバーに用いるのは、マルタだけなのでしょうか?
他の英語圏の国もそうなのか、興味があります。
2、なぜか気になったカワイイ車
ヨーロッパは小型車が人気ということは知っていましたが、マルタの道路事情を見たら、納得しました。
街中の一方通行の道路の片側は駐車スペースになっていて、大抵、縦列駐車が連なっています。小回りのきく車の方が断然便利なんですね。
おまけに、マルタの道路はツルツルで、歩いていると履き物もよく滑ります。通行量が多く、長年使われてきたからなのではないかと推測します。夏の炎天下で、道路が火傷するほど熱くなるというのも影響しているのかもしれません。
古くなっても永く乗るのがマルタスタイル。街を歩いていると、思わず自分の好みの四角くて暖色系の車に目がいってしまいます。こういう車が日本で走っていたら、かっこいいと思いませんか!?
マルタは日本と同じ左側通行なので、右ハンドル車が主流です。そんなわけで日本からも多くの中古車が輸入されています。
私の住む中国では、車は右側通行で左ハンドルの車が多いです。国土の広さと比例するように道路も広く、都市部では複雑な立体交差があります。経済は右肩上がりで、より大きく高価な車が人気のようです。
ゴールドや紫の玉虫色など、見たことのないカラーリングの車や、アニメのキャラクターが描かれた痛車も走っているんですよ。
これは、スズキの車ですよね?なんという車種なのか知りませんが、このコロッとしたボリューム感がなんとも言えません。
こちらはトヨタの欧州市場向けのコンパクトカー「AIGO(アイゴ)」です。
このエックスに見えるフロントに目が惹きつけられませんか?
プジョー・107とシトロエンC1と姉妹車で、チェコで生産されているそうです。
姉妹車とは、インテリアは共通で、各メーカーで外観のデザインを変えて販売される車のこと。一度運転してみたいものです。
3、マルタで第二の人生(車生)を過ごす車
海外で、日本語が書いてある車を発見すると、ちょっとうれしくなりますよね。
こちらは、日本で現役を退いた後に遠くマルタに運ばれて、現地の人のために働いている保冷車です。
この車を自分の人生と重ね合わせて「子どもが独立したら夫とアーリーリタイヤして、マルタのような国で第二の人生を過ごす…」なーんて、想像をしてしまいました。
ちなみに、新宿・小島屋乳業は今もあるアイスクリームの老舗です。
もう一つ、こちらのトラックは、さいたま市に拠点を置くトキタ運輸で働いていたようですね。
左サイドが開閉シートになっていて、ここから荷物を出し入れするようになっています。これも、狭い道路に駐車して配達するための工夫でしょうか。
4、マルタはクラシックカー天国!
とても分かりにくいところにあり、何度も迷いながら到着した頃には開館時間が終わっていたということを2回繰り返して、結局見ることができなかった「Malta Classic Car Museum」クラシックカーミュージアム。
100台以上のクラシックカーが展示されていて、Qawra(Bugibba)のバスターミナルの隣にあります。息子が何度も「行きたいね〜」と言っていたのに…。
何年か後、一人でマルタのサマースクールに参加させた時に行くことになるという布石だと思うことにします。(なんでも前向きに捉えるのだ)
こちらは、古都イムディーナで遭遇したピカピカのクラシックカー。
なんだか、イムディーナでクラシックカーが多く目につくな〜と思っていたら、毎年10月にクラシックカーの祭典「Malta Classic Gland Prix (マルタ クラシック グランプリ)」が開催されているんですって。
中世ヨーロッパの町並みに、クラシックカーの組み合わせは、どちらも良く映えるだろうなぁ。
マルタでのクラシックカーイベントが丸わかり!
Malta Classicの公式ウェブサイトはこちら
写真を撮ったら重なってしまいましたが、オレンジ色の車の後ろにまったく同じ車の色違いが停まっています。
イムディーナの入り口前には、24時間営業のガソリンスタンドと無料の駐車場があって、ドライブの観光客にとても便利な場所になっています。イムディーナとラバトのバスターミナルも近くにありましたよ。
5、おまけ:マルタ ファン トレイン
Bugibbaの観光名所を回るMalta Fun Trainの公式ウェブサイトはこちら
最初に乗れば、土地勘がつくこと間違いなしのマルタファントレイン。夜はディスコバージョンになって、通り過ぎた時に大盛り上がりする乗客の歓声が聞こえました。
ブギバの他に、ラバトとバレッタにもあります。3カ所制覇すれば、かなりのマルタ通になれるかも!?
以上、マルタの車あれこれでした。
※本記事は、2017年8月13日時点の情報です。最新の情報をお確かめの上、よいご旅行を!
中国は色々とネット規制があるので、サポートは帰国後に次のステップに進むときに活かそうと思っています。今は広州の色々な城(問屋)を攻めてます(w)