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心がシャットダウンした日〜アスリートの心の健康に関する考察〜

包み隠さずに言うと、先月からずっと虚無感というか倦怠感というか、心がシャットダウンしている。

やっとnoteにこの事を書こう。いや今の気持ちを今の文章で残しておくことは、将来自分に還元できたり、今まさに同じように悩む人にも読んでもらいたい。

そんな理由で執筆している。

ただ、文章の組み立てがいつも以上に下手くそになっているであろう。ご了承していただきたい。笑

「よわいはつよい」プロジェクト

ラグビー界では少し前に川村さん(グリーンロケッツ一筋で選手会会長)などが主体となってプロジェクトが発足している。今もなお活動は続いており、選手にとっても大きな支えとなっているプロジェクトである。

ラガーマンの40%が心に不調を経験しているというニュースを聞くと、現役も引退後も変わらず、この状況と向き合っていく必要があると考える。


弱音を吐けないアスリートの問題

思えばずっと弱音を吐いたことがない。公にその感情を晒すことは無かった。

ここからは私の個人的な考察になる事を最初に伝えておく。

小学生時代は少年野球チームに所属し、毎週土日は休みなく厳しい練習に耐え、中学生では当時やんちゃだった集団がクラスメートをいじめている姿を見て、耐えられなくなり、単身で挑んでちょっと騒ぎになり先生方を驚かせたり、高校時代からは本格的にラグビーをはじめ、そこからトップイーストを引退するまで1つも本当の自分(弱い自分)を出したことはなかった。

なぜ出せないのか

アスリートは日々、自分と戦い続ける。ライバルがいて、仲間がいて、チームがあって、そこでの存在が何よりも大事になる。

だからこそ「自分がこうでなければいけない」「自分がこの役割でいることがチームのプラスになる」と考えてしまう。

昔から、リーダーになることが多かった。

自分からではなく、友達から推される形が大半で、外からのイメージは完全にリーダー的存在なのだと小さい時から感じていた。同時に自分がある程度、舵を取った方がみんなを楽しませることが出来そうという自信持っていた。

「俺について来い!というカリスマのようなリーダーシップ」よりかは、「バラバラの仲間達をある程度同じ方向に向かせてみんなで攻めようぜ!」ってタイプのリーダーなのも感じている。

教員を志したのもそのような側面が強い。

そんなマインドで、ここまで突っ走ってきた。

となると「俺がここでこんな弱さを見せてはいけない」と無意識に自分の心に鍵をかけていたのだろう。

アスリート引退、セカンドキャリアでの戦い

そして私は教育の道へと歩み出したのだが、当然様々な悩みや葛藤がある。

それは誰しも起きること。

社会人としての歩み出した元アスリートは、まず過去と現実のギャップに悩むことになる。

あまりの世界の違いに順応できない人も出てくるのであろう。

さらに、そこに順応できても日頃のストレスなどを自分の中で消化できない。

また自分の弱さを出すことが出来ずに蓄積してしまう人もいる。

私もなぜ突然こうなったのか正直わからない。

先生としての毎日は幸せで、子供たちの成長を共に感じられる場で自分を表現できること、子供たちの未来を作れることは誇りに思う。

ただシャットダウンした。プツンと張っていたものが切れた。


こうやってnoteにまとめていると

教育の世界で5年目になろうとする中で、一度として本当の自分の弱さを出していない。疲れから疲れた顔や絶望的な顔になるが、本心なんて多分話してない。

それかそうするしかないと心を抑圧していた。

この自分の弱さを見せないアスリートの孤独な側面がこのようなパーセンテージを生んでいるのだろうと考える。

◎サッカーも同じく、スポーツ全てに関わること

自分の弱さを受け入れる

同じように悩んでいる人がいたら

「自分の今まで作っていた心に負けてみてほしい」

そう伝えたいと思う。

私もそうしたいんですが、まだ自分の中でうまく消化できないまま。

お互いに頑張りましょう。

心に委ねる

自分の心に委ねたい。

今はフットボールを観たい。

芝の匂いを感じたい。


皆さんも心が疲れている。

心を無意識に苦しめているかもと感じたら、必ず負けてみてください。



私も充電してきます。



HC

飯塚淳平

noteを読んでいただきありがとうございます。「こんなことしてみたい!」「このようなこと一緒にしませんか?」などご連絡お待ちしています。サポートは「子ども達」「ラグビー」の未来の為に活かします。「ラグビー」を通して「大きな夢」を持とう。