変わった人生の優先順位
こんにちは。自他ともに認める仕事人間だった私が、GAFAで辛い体験をして人生の優先順位が変わった話をします。人間変わるものなんだなあっていうことを自分でも実感しています。
GAFAで心を病む前の自分の優先順位
正直、仕事が一番大事でした。特に20代前半は仕事に全集中していました。20代後半になってから徐々に仕事への気持ちの面での比率は変わりつつありましたが、やっぱり一番大事でした。根底には「仕事をしないと生活できないから」という気持ちがありました。幼い頃に、経済的に困窮する人を周囲で見たことが多くあったからか、「生きていくいく上でお金はある程度欠かせない=仕事を頑張ってやり続ける必要がある」という想いを強く持っていました。間違いではないと思うのですが、一種の仕事への脅迫観念がいつの間にかできていたような気がします。いつの間にか、仕事で評価されなきゃ、仕事で出世しなきゃ、仕事ができないと価値がないと自分を追い詰めるようになっていました。
もちろん、家族や友人もとても大事です。でも、仕事は自分のスキルであって自分から逃げることはない。でも、家族や友人はもしかしたら自分の人生から離れることがあるかもと思っていました。夫婦でも離婚することもあるし、友人でも喧嘩別れすることはある。自分に否がなくても関係が相手が変ってしまって関係が壊れることもあります。仕事が逃げない「絶対的なもの」であるのに対して、家族や友人は「無くなるかもしれない不安定なもの」と考えていました。
今になってみると…仕事もリストラされるかもだし、スキルも何十年も使える訳じゃないし分かんないじゃん!って思うのですが…。まあ、考え偏ってました。
病んだ後に変わった優先順位
しんどい体験を通じて分かったのは「仕事で頑張っていても、突如どうしようもないことが起こりえる」ということです。仕事を頑張ることは大事なのですが、人生の一番の優先順位になっていると心が折れやすい気がします。しかも、自分の場合「生活のために仕事をしている」ので、仕事に対して熱いミッションとかないわけで。楽しい内はいいのですが、辛くなると一気にしんどくなる気がしました。
今の優先順位一番は「家族・友人等、大切な人達との時間」です。2番目が仕事。時間は有限だし、今周囲にいる大事な人を大切にすることは今しかできない。関係が永遠に続かないこともあるのかもしれないけど、今考えても仕方ないので思考停止しておきます。何よりも、自分が辛いときに助けてくれる人がいるのって奇跡みたいなものだと思うのです。助けてくれた人にはやっぱり自分も行動面で恩返ししていきたい。
仕事は生活に必要だから頑張る。でも一番大事ではない。家族や友人が困っていたら絶対に仕事は後回しにして優先します。(仕事の関係者に迷惑がからない程度で)自分が幸せでいれないなら、仕事の内容は変えちゃってもいいと思っています。会社の名前とか役職で得られる優越感なんて大したものではないのですから…。
今後の仕事について
異動する予定もあるので、当面はGAFAにいますがサラリーマンとしてその後どうするかは決めていません。でも、「会社員以外」の働き方も模索していくつもりです。投資もしていますが、やっぱり自分で小さい事業をするのが良い気が今のところはしています。会社員として辞めたくなっても、ある程度生活費を稼げれば、それでいいかな~と思っています。ということで、現在はどのエリアで事業を持つか色々と調べ中です。サイドFIREの目標を叶えるために、元々自分の力だけで稼ぐことはふんわり考えていましたが、人生の優先順位が変わったことでより一層強く思いました。
心身共に健康に、が一番だ!
今日も読んでくださりありがとうございました。