綺麗で汚い怖い海
海って想像するとだいたい沖縄やハワイとかそういった南国地域の綺麗な
場所をイメージすることが多いと思います。
僕も海を想像するとそういったところをイメージします。
でもそれって、テレビやインターネット等のメディアによる綺麗な部分を多
く見てきたからだと思います。
実際は緑や茶色の海もいっぱいあるし、海自体はきれいでも浜辺にはたくさ
んのゴミがあったりしますよね。
そんな分かり切ったことであっても、想像する時は綺麗なものをまず想像
してしまう。
やっぱり理想を求めているのでしょうか。
この写真は奄美大島にいる友達が送ってくれた写真です。
いい写真ですよね。
単に海がきれいな写真よりもやっぱり、たくさんの種類の魚やサンゴ礁
など、生物あるところに美や感動を感じます。
(この写真はそこまでたくさんの種類はいませんが)
前置きが長くなりましたが、僕の海でも思い出は、
夜の海に友達と行ったことです。
厳密には夜に浜辺に行って星を見ようってプランで、
これが想像以上に良かった。
何がいいって、満点の星空、波の音そして、磯の香り
この3つだけに集中できることです。
夜だから余計なものも視界に入らず、人もいないから静かです。
しかも、夜だから海の綺麗さも汚さも関係なく、あるのはただの海だけで
余計な感情も入らない。
純粋に自然と向き合えるんです。
でも、その反面波の寄せる音引く音が怖かったりもする。
何か引きずり込まれそうで畏怖を感じる。
そうやって自然の凄さや大きさを実感できる。
というよりは自分のちっぽけさを感じる。
改めて、自分たちが自然の中で生かされていることを実感できる。
そんなことを感じていると気づけば浜辺で寝ていて朝でした。
しかも朝日で目覚めたのではなく
波が自分のところまで来ていた寒さで起きました。
純粋に危ないです。
浜辺で寝るのはやめましょう。
あるいは、海からは離れて寝ましょう。
ご覧いただき。ありがとうございました。