LINE DC Offline Meetup ~ChatGPT/LLM #2~に登壇させていただきました!
出戻りガツオ🐟です。
Qiitaで「日本語言語モデルが公開されたのでサクっとPower Automateで試してみているなう」をアップしたことをきっかけに、9月12日に「[渋谷]LINE DC Offline Meetup ~ChatGPT/LLM #2~」で登壇させていただきました🎉
LINEは普段から愛用しているアプリということもありますし、
そもそも登壇大好きなので、即答で登壇させていただくことに!
ご時世もありますし、リアル出戻りガツオで参加させていただきましたよ!
LINE DC Offline Meetupの雰囲気
会場と参加者
いや・・・オシャレやん、
なにビーチをモチーフにしたコワーキングスペースって。
おもしろTシャツ来て参加してきた私は、かろうじて履いてきたNew Balanceを見つめるしかありませんでした。
渋谷を舐めていた?この空気でいつものスタイルを晒して良いのか?
不安で不安でしょうがない。
とりあえず「飲んでも構わない」と言われたオリオンビールを震える手で飲みながら、持ってきた魚の帽子とサングラスに後悔の念を禁じえませんでした。
オフラインの雰囲気に飲まれながら、まるで水のように感じるビールを飲むしかありません。
イベントスタート!
今回はLINE & ChatGPTを中心としたLT会になります。
GPTではなく、AIが正しいですね。
LINEというインターフェースから言語モデルを触れるという仕組みは本当にユーザーフレンドリーでやりやすいよな・・・と心から思います。
そんな中で私がテーマにしたのは、LINE社が発表した日本語言語モデル「japanese-large-lm」です。
japanese-large-lmとは
LINE NLP Foundation Devチームの36億パラメータの日本語言語モデル
transformersライブラリから利用可能
ライセンスは商用利用も可能なApache License 2.0
タスクによっては「Rinna-3.6B」を上回る性能
たとえば「チー牛」と入れてみましょうか?
「GPT絶対わからんやろ!?これ!」というようなネットミームにも対応。
遊び甲斐めっちゃあります。
これをAzure Functionsで実装したいのですが、無理と気がつくまでしばらくの時間を要しました・・・。
うーん、Power Platformとも連動したいなあ・・・(;_;)
実際の登壇
普段仲良くしてくださっている方も見てくださったことや、
また羞恥心が軽くバグっているのか、緊張はそれほどしませんでした。
登壇の機会をくださっている色々な方々に感謝いたします。
出戻りガツオ🐟スタイルで、しっかりと登壇を完遂してまいりました。
反省点として「もっとオーディエンスを意識しようぜ・・・」と振り返ります。
オフライン登壇のスキル改めて磨きたい。
なんと言語モデル開発者が登壇
一番ビックリしたことはこの日本語言語モデルを開発したDevチームの方が登壇されたことです!
「うわ!マジか!」と衝撃でした。
登壇の中で、自分が知り得なかった「japanese-large-lm-3.6b-instruction-sft」モデルを知ることに!
もっと早く知っておきたかった・・・!悔しい!!
懇親会
懇親会は太っ腹でビールとピザが振る舞われました。
ありがたいことに言語モデル開発者の方とお話でき、
その場でコードを書きながら「japanese-large-lm-3.6b-instruction-sft」を試すことができました。
文章を補完する印象が強かったモデルが、会話形式で使えることが知れて感動!
実際に書きながら試せるって良いですね!
修正ポイントもお聞きできて、本当に良かったです!
作るって本当に楽しい!
ChatGPTだけではなく、ここ数年AIが脚光を浴びるようになったことは、
偶然なのではなく、たくさんの方々の努力が花を咲かせた瞬間なのでしょう。
目立つ存在になってきたからこその苦労なども感じられます。
私達ユーザー、使う側として「どのように創造的に使いこなすか」
ここが大切です。gptだけではなく、様々なモデルを知り、AIと親和性を高めたいなと感じました。!
私が書いてみたノートブック
GitHubで公開していますが、Google Colabで日本語言語モデルを試すことができます。
実際に「問い」を投げてみて、楽しさを味わってみてください。
Reference
Instruction Tuningにより対話性能を向上させた3.6B日本語言語モデルを公開します (linecorp.com)
Google Colab で LINE の japanese-large-lm を試す|npaka (note.com)
最後に
コロナが落ち着いているのか、また盛り上がっているのか、微妙な状況ですが対面で情報交換できる幸せは大きい!
時間的な余裕があったとは言え、主催のLINE DC Offline Meetupの方々には頭が上がりません。
なかなか一人で開発や行動を起こすというものはモチベーションを保つことが難しいと思います。
一方でこのような機会にコラボレーションを経験することによって、明日の糧になると改めて感じます。
登壇やイベント最高ですね!
是非読んでくださっている方も参加や登壇をしてみませんか?とても楽しいですよ!
出戻りガツオ🐟の登壇のお誘いお待ちしております!
また登壇にご期待ください〜♫