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【1】そして誰かがいなくなる(下村敦史)を読んでみた

下村敦史さんの「そして誰かがいなくなる」を読みました。

本屋に行って積まれてるのを見て「ん?なんか見たことあるようなタイトルやなぁ」と思い、ふと買ってみました。
(実は買ってからしばらく積読してたのは内緒)

なんかわかんないんですけど、タイトルでちょっとクスッとしちゃいましたね。

あらすじとしては作家、編集者、評論家などなど本に関わる面々が館に集められ、諸事情によりそこから出られない、でも事件が起きちゃうというクローズドサークルもの。
THE 王道ですね。

クローズドサークルの条件は整っているものの、外に出れないことはないし、人もそんなにたくさん死んでしまうわけではないので、刺激を求める方にはちょっと物足りないかも。

でもなんでしょう、この作者の手の上で踊らされた感は…

あと、随所にトリックとして後々活きてくるヒントが散りばめられていて、それを最後に回収する気持ちよさはありますので、気になる方はぜひ読んでみてくださいな。


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