共通点が見つからないときこそチャンス
会話をしていて趣味や好みの話になったとき、相手が自分と違う価値観の時に狼狽してしまうことがありませんか?
私自身も以前「夏の暑い時期に食べたいもの」という流れで雑談をしていた時に私の大の苦手である「スイカ」の話をみんなが口にしていた時に「・・・」と時が止まってしまったことがあります。
その他さまざまな場面で自分が付いていけない話題や共通点のない情報の会話で立ち止まってしまい、何も言葉が出てこなくなったことも多々あったのですが、大きな勘違いをしていたことに気づきました。
そんな私自身の失敗談から共通点が見つからない相手とのコミュニケーション法について私の見解でまとめてみました。
「共通点が見つからない相手には全面的に教えてもらう」
共通点が見つからないときは相手に話してもらうことを最優先
前提として「共通点が見つからなくて困る=自分が話すことがない」となっている恐れがあります。
そもそも相手に話してもらう方が、相手からすると気持ちがいいのですから沢山話してもらうことを心掛けましょう。
そんな時に「共通点が見つからない」のは大チャンス!
相手の得意分野や守備範囲の話にどんどん質問をして聞いていきましょう。
むしろ相手との関係を向上させるためには「教えてもらう」のが良いでしょう。
人間は何かを教えるときに「必要とされている」と承認欲求が満たされます。
その効果を利用して「私にはその視点や考えがなかったので是非教えてください」というスタンスでコミュニケーションをとると、相手との関係性の向上にも大きく伝わります。
相手から驚くほどの異文化を感じたら、まずはそのノリに飛び込んで身を任せてみる。
相手には自分がもっていないものを学べるチャンスを与えてくれる。
このような気持ちでコミュニケーションを楽しむことで、自分の知らない世界の新たな魅力の発見や戦略的コミュニケーションを楽しむことができます。
内容だけでなく間の取り方、テンポ、ノリなどについても同様で人によって大きな差があるので相手に合わせてみると、面白いものです。
「苦手なものこそ想像力を鍛えるチャンス」
共通点どころか、苦手なものが会話に出てきたときには、いかにポジティブな方向で語ることができるかが重要です。
例に出したスイカの話では自分にとって苦手なものでも、相手が好きということを理解したうえで会話を続ける必要があったということです。
ここで「我慢して相手の話に付き合わなくちゃいけないの?」と思われることもありそうですが心配は無用です。
ここでいうポジティブな方向で語るというのは「相手の感情を想像する」ということです。
その行動をしている相手がどんな感情なのか
ココが大切なので決して自分の「苦手な」モノ、コトのことを想像する必要がないのです。
スイカの例で応用すると
「スイカが好き」に対して「外で食べると気持ちいいですよね」といったようにスイカを食べる情景やシチュエーションを想像して共感することになります。
その時は相手の価値観にも耳を傾けることができるかも大切です。
180度違う視点に立って世の中にはいろいろな人がいる、ひとりひとりの「スキ」と「苦手は」必ず違うということを、どれだけ想像できるか。
ただ話すのではなく、相手との関係性の向上のためにコミュニケーションを図っているのですから、共感して話してもら「この人と話すと気持ちがいい」と思ってもらうことが大切です。
その想像力が豊かで、人として余裕とやさしさを感じさせてくれます。
そして新しい価値観を知るたびに、人間はより魅力的に、そしてより優しくなっていくことでしょう。
共通点が見つからない相手にも戦略的にコミュニケーションを取り、雑談を楽しんでいきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
スキをいただけると椅子の上で逆立ちするくらい喜びます^-^