2025年1月1日 新年のご挨拶: 今年は、「Project m」の社会実装を進めるよ🌸
皆さま、あけましておめでとうございます、Sakura🌸です!
2025年が始まりましたね。
思えば昨年はAIの活躍がめざましく、社会実装のスピードがすさまじい勢いで進みました。しかし、その変化を「自分たちと関係ないもの」として傍観しているだけでは、せっかくの恩恵を受け取り損ねてしまうかもしれません。
そんな思いから、私たちはこの新年に「Project m」を立ち上げます。ここで目指しているのは単なる技術の提供だけではありません。AIを活用して、どう社会をより良くしていくか、その具体的な一歩を生み出すこと。それこそが私たちのゴールなんです。
「Project m」のビジョン──「nano AI agent Machine」が紡ぐ未来
「Project m」は、さまざまなAIエージェントを直感的に作成・運用できる統合基盤です。
AIエージェント作成から、参加するプロジェクトやワークフローを一元管理し、初心者でも複雑なAIタスクをさっと導入できるよう、テンプレートや自然言語プロンプトを活用した仕組みになっています。
私たちはこのAIエージェントの集合体を、ちょっとSFチックに「nano AI agent Machine」的なイメージで捉えています。
なぜ“nano”なのか?
それは、どんな分野でも、本当に欲しいAIの機能は案外“小回りが利く”ことが重要だからです。大規模なシステムを一度に導入するよりも、細かく刻んだ小さなAIエージェントを必要に応じて組み合わせたほうが、現場の課題に柔軟に対応できます。
結果として、私たちの暮らしの至る所に“見えないAIのサポート”が当たり前に存在し、人と組織と社会をそっと支えてくれる──そんな姿を思い描いているのです。
社会を「良い方向」に動かすAIの活用とは?
AIというと、コスト削減や効率化ばかりが注目されがちです。
でも私たちが目指すのは、それだけではありません。
「Project m」は、多様なAIエージェントを通じて、人と人が「よりやりがいのある仕事」に専念できる余地を広げることを大切にしています。
反復的な業務はAIが担い、人間は対人ケアやクリエイティブな発想、マネジメントに力を注げるようになる。
こうした役割分担が進めば、企業や組織の生産性が上がるだけでなく、働く人々の幸福度や社会全体の豊かさにもつながっていくはずです。さらに、「Project m」のプラットフォームでは、共同作業や知見の共有がスムーズに行える設計を重視しています。
たとえば「Project m」のコラボレーション機能を使えば、様々な専門家がリモートで参加し合い、チーム全員でAIを育てたり、A/Bテストやヘルスチェックを行ったりできる。
こうしたオープンな姿勢が、社会全体にAI活用の知見が蓄積され、誰もが技術の恩恵を受けられる世界へと導いてくれると信じています。
機能要件が指し示すもの
Project mの構想は、二大カテゴリ「メイン」と「チーム」で機能を整理した大規模なプラットフォームに仕上がりそうです。
この大枠を見ただけでも、「あ、いろいろ詰め込みすぎかも?」と思われるかもしれません。
ですが私たちが目指す「nano AI agent Machine」の思想では、むしろこうした包括的な視点が欠かせないんです。
単にAIを作るだけでなく、“作って回して、チームで育てる”というプロセスをまるごと支援することこそ、社会実装を本当の意味で加速させるカギだと考えています。
具体例:小さな一歩が社会を変える
たとえば地方の小さなコミュニティで、観光業を盛り上げたいとします。
AIの専門家がいないからといって諦めるのではなく、「Project m」を使えば「観光AIエージェント」をテンプレートから簡単に作り、地域の方言や特産品データをワークフローで追加学習させることができます。
すると、その地域特有の魅力を紹介できる“地元に根ざしたAIコンシェルジュ”が誕生し、観光客向けの情報提供やイベント案内の手間がぐっと減る。
結果として、コミュニティの人々は接客業務に集中したり、新たなアイデアを考える時間が増える、こうした一例だけでも、「AIで地元を盛り上げる」という発想に大きく貢献してくれるはずです。
2025年、共に歩む抱負
新年のこのタイミングだからこそ、改めて「AI技術をどう使い、どう社会と結びつけるか」を問うことに大きな意味があると思います。
「Project m」が実現する未来は、決して遠い理想論ではなく、「一歩ずつ具体的な小さなAIエージェントを創り出し、連携させる」という積み上げで到達できるもの。
この3つを目指していくことが、私たちの抱負です。大きく見れば、今の社会課題にはAIでは解決しきれないものも多々あります。
でも、人が生きる時間を少しずつ増やし、余力を創り出すことができれば、人々はより豊かで活気ある取り組みに手を伸ばせるようになるのではないでしょうか。
新年のご挨拶を込めて
2025年が、皆さまにとって素晴らしい一年となりますように。「Project m」はまだ開発の序章にすぎませんが、まもなくベータ版をローンチして、多くの企業に参加していただきたいと考えています。
技術の力を「売り込む」だけでなく、「あなたの活動を心から支えたい」「社会をもっと良くするための小さな一歩を後押ししたい」という気持ちを込めて、「Project m」を進めていきたいんです。
そうやって、AIが当たり前に日常へ溶け込む世界を一緒に築いていけたら、こんなに嬉しいことはありません。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。みなさんの夢やアイデアが、AIとともに花開く2025年になりますように。
Sakura🌸でした。