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自分への年賀状(2024)

2021年から家族帯同で海外駐在をしているので、我が家では年賀状という行事は、一旦終了した。(正直、とても気が楽だ)

なので、友人知人への年賀状に費やす時間と労力を「自分への年賀状」に振りかえてみることにした。

と書いたのは2023年の終わりだった。
あれからもう1年経ったことにひたすら驚く。

この記事は12/30に出張帰りの高鉄で書いた。
年末でも這いずり回る中国らしさにすっかり慣れた自分が少しだけ誇らしい。

2024年は、それなりに予想通りの年だった。
言い換えれば、中国にいる自動車関連の日系企業にとって地獄のような一年だった。
関係者の皆さま、本当にお疲れ様でした。

景気は良くなかったとはいえ、私生活でいえば家族旅行にたくさん行った。

タイ、桂林、清遠、マカオ。
並べてみると広州近郊ばかりだけど、どこも趣が違って振り返りの旅に出たくなる素敵な場所だった。

社員旅行で行った海南島は、家族旅行で行った時とは別の遊び方ができたし、見る景色が違うことに驚いた。

長男は10歳になり、ようやく少し尖ってきた。
長女は8歳目前だが、まだまだ幼さが残る。
妻との付き合いは25年を越え、お互い四十路を迎えた。そろそろ老いへの抵抗と諦めが折衝しはじめている。

2025年は乙巳(きのとみ)といって、60年周期の干支の中で42番目に位置し、「努力を重ね、物事を安定させていく」という意味合いを持つ年とされているそうな。

すでに色々とチャレンジの年になるのが見えていて、長い海外駐在の最後の1年になる(はず)。

仕事面では自分の役割はしっかり果たしつつ、後任にバトンを渡すことをイメージしながら仕事をこなしていきたい。 

駐在が終われば、家族4人が同じベッドで寝られる生活は終わり、外食や旅行の頻度も下がることだろう。それが寂しい反面、中国でやっておきたいこと、日本に帰ったらやりたいこと、色々な構想が頭に浮かんでは心躍る。

家族と社員、行事やイベントも全部丸ごと大切にして、悔いを残さない1年を過ごしていく。



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