骨折2~3週目の料理
怪我の状況(退院から2および3週間目)
左側 橈骨遠位端骨折のため手術でプレートが入っている
右側 肘打撲の痛みが日の経過とともに軽減、3週目には痛みなし
◆可能な日常動作
起きる:2週目後半から右肘をついて起きるように
立つ歩く:問題なし
物を持つ:右側なら2kgが可能
衣服の着脱:前開き型は問題なし
◆まだ難しい動作(不可能ではないが痛みがある)
衣服の着脱:、Tシャツを着ること自体は可能だがうっかり左手首がひっかかると痛い
◆不可能
ブラジャーの着脱:両手が背中側には回るが、着脱の際に引っ張られるようなことがあると左手首が耐えられないので通常のものは断念
可能だった料理
2週目:丸のゴーヤーを切る
右肘の痛みがなくなるにつれて、丸のままのゴーヤーを半分に割ったり、薄切りすることが可能になっていきました。
1週目は右肘直下に少しでも力が加わると痛かったため、スライス済みのものを買っていましたが、ゴーヤーくらいの硬さのものであれば次第に扱えるようになっていきました。
3週目:その1 そうめんを茹でる
麺類を茹でる際、大きなお鍋にたくさんのお湯を沸かしますが、1週目はとても鍋をもつことができませんでした。1人分程度であれば、3週目に入ったあたりから持つことができるようになったため、麺類をササっと茹でて食べることが増えだしました。
3週目:その2 れんこんを切る
SNSを眺めていたときにふと目に入ったこの料理を作りたくなりました。
骨折した側は肘から下までが内出血しながらむくんでいたこともあり「むくみ対策」の文字がとても魅力的に映ったのです。
れんこんを大きめに輪切りすることは問題なくできました。
問題は、とうもろこしを切ることです。
包丁を入れて、切り離す際に左手首にかかる反作用が痛く感じられて、1本あたりをほぼ2等分する程度の、だいぶ大胆料理となってしまいました…
食べる以外の課題
会社員をしていると、在宅勤務で済む範囲であればPC操作などは問題ないのですが、お客様先に出向く場合はそれなりのきちんとした服装でなくてはなりません。この時期はブラジャーをきちんと着けることが難しかったため、とても近所以外には出かけることが考えられませんでした。
もう一つは電車で座ることができない場合に自分の身体を支えられないことです。すでに三角巾も外しているため、外から見ると私は単なるゆるめの服装をした健康な人間です。
電車で眼の前の人に手術の切り口を見せながら交渉、などはとても考えられないため、この時期は職場にもだいぶ配慮をしてもらいました。
リハビリ
毎週病院でするリハビリに加えて、自主トレーニングでゴムボールを握る、タオルを指先だけで寄せる、などの運動をしておりました。基本的に金具の入っている側とそうでない側とで痛みが異なるため、橈骨側に角度をつける運動はシンドいです。