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気づきの物語

ジャータカ529

ジャータカ528

ジャータカ527

ジャータカ526 出家してからも妻に恋い焦がれる修行僧がいた。彼の話を修行僧たちから聴いた師は、彼の境遇に覚者の気づきの兆しを見出し、前世で女の誘惑に修行を捨てた仙人のことを語った。 釈尊「己を宿命を知らない、哀れな者にどうして執着するのか。友情のない者にどうして愛情を持つのか」

ジャータカ525 出家のありさまついて、師は修行僧たちに、前世で妻子と国を捨て出家した王のことを語った。 釈尊「かつて喜び愉しんだこと、嬉しく笑ったことを、思い起こしてはならない。移ろいゆく心に、身を寄せてはならない。優しさを育む心と助け合う心を拠り所として、世間から離れるのだ」

ジャータカ524 在家信者たちが心身を整える修行をよく果たしていた。彼らの様子を見守っていた師は、前世で身分と財産を捨て修行に勤めた賢者のことを語った。 釈尊「人間だけが、心を正しくあろうとする、己を怠けず務めようとする、これらを努力し続けることができるのです。私は出家します」

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