私はこうして音楽家になりました。〜音楽、楽器を始めたきっかけ〜①
このコロナ禍で「楽器を習い始めよう!」と思った方、「子供に楽器を習わせたいけど遅いかしら?」と思っているご両親、この記事が皆様の音楽を始める第1歩への後押しになれば幸いです。
何事も遅すぎる事はありません。情熱があれば思い、願いは叶います!
さあ、勇気を出して最初の1歩を踏み出しましょう!
私は小学校4年生でピアノを習い始めました。
その頃、既にバレーボール(セッター)をやっており、そんなお上品な習い事を始めた事を仲間に言えず、ひたすら隠し続けました( ̄^ ̄;)
きっかけは母の「ピアノ習いたいって言ってたよね?習う?」でした。
正直、「今更??????( ゚д゚)」と思いました。
何故なら幼稚園の時に何度も「ピアノを習いたい!」と直訴したのですが、常に「却下」でした……。
それでも幼稚園の時に大勢の父兄のいる中で、習ってもないのに「ピアノの先生になる!」と将来の夢を発表して大爆笑が起こり、その日の夜、恥をかいた父親に相当怒られました。
それから音楽とは全く無縁の生活を送っておりましたが、母の何気ない一言で突然、ピアノを習い始めました。
初めてのピアノのレッスン。ドキドキしながら先生のお宅に行きました。
先生が「音符、音階は分かるよね?」の一言に「分かりません」と答えたら先生は一瞬「えっ?小学校4年生よね?」という感じで固まっていました(^ ^;)
確かにその頃には、ピアノは習っていなくても音階や音符を読める同級生が多くいました。でも私は五線紙の上に乗るオタマジャクシの意味が4年生にして全く分かりませんでした。
それでも先生は「よし!最初から一緒にやろうね♪」と五線紙の上に乗るオタマジャクシの意味を分かりやすく説明してくれたのですが、私にとってそれはまるでヘレン•ケラーが初めて「言葉の水」と「実際の水」が一致したように、いきなり「楽譜上の音符」と「実際の音」が一致した瞬間でした。
その日から私の人生は一変し、一日中、音楽に、ピアノに夢中になっていったのでした。
つづく……。
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