大切
節目を共に過ごせるようになったことを、本当に幸せだなぁと感じた。
お互いが何故か生きづらさを感じてバタバタしてるのを、変なの、と笑ってそばで手を取り合って生きていくのも素敵なんじゃないかと最近思う。
信頼するということは、裏切られるということ。
人は変わる。
信頼したい気持ちと、裏切られることを恐れる気持ちが対立していて、つらい。
裏切られても傷を最小限にしたい、そのために、不可侵な余裕をどこかで保持したい。
でも、自分はそんな器用じゃ無いことも知ってる。
頼るとか、甘えるとか、信じるとか、どこまでがわがままで、どこまでが許容範囲なのかまるでわからない。
ついつい、思い出してしまう。
親のために自分の子供が必要で、その目的のために私が切り捨てられたこと。
信頼関係は崩れてはいたけれど、必要なのは私ではなくて子供を産める相手だったのかもしれない、勿論途中で変わったのかもしれないけど。
つまりまぁ、人は変わる。
だからなんだか君が子供の話をすると、嬉しい反面、思いだして悲しくなる。
人と人は、血縁がないと、やはり家族になんかなれないのかもしれない。
他人なんだから、遠慮して、迷惑かけないように生きていかなきゃ、と構えてしまう。
未来なんか約束するもんじゃないし、期待するもんじゃない。
人は一人で、孤独で、自分で全てをなんとかしなくてはならない。
でも、なんかそばに君がいることはとてつもなく救いで、乾いた毎日が潤うことは事実だ。
いつもちゃんと温まるまで抱きしめてくれて、ありがとう。
とても幸せだなぁと、いつも思う。
君にとっては面倒な作業かもしれないが、私にとっては、ガチガチのガードを少し脱いで心を柔らかくしている大切な時間なんだ。
いつもありがとう。愛してる。
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