📖超訳 易経 陰、超訳 易経 陽
易の本と言えば占い?と思うかもしれないが、そうではない。
古代から、この易は時の王などの戦略計画に必須のものだった。
現代でも易を活用するトップマネージメントは多いらしい。
1月から12月までを陰と陽で表わしていくのが易。
1年が春夏秋冬と巡るように、人生にも春が訪れ、盛りの夏が来て、最後は寒い冬が来る。
すなわち、人生は常に変化しているという。
良いときは永遠には続かない。
しかし、つらい冬が来たときは新たな芽吹きの始まりとなる。
そのようなタイミングを見逃さず、適切な処置をしていくことで、末永い繁栄が訪れるというのだ。
さらに、超訳 易経 陽では今年の干支、龍が主役となる。
龍は最初は水面深くに潜っているが、最後は天を登っていく。
世界の古代信仰には龍や蛇があって、これらは水の流れを象徴している。
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おっ~と、説明はこれくらいにしておく。
易とはとても奥が深く、理解には長い時間が必要になる。
この本は超入門書といういうことだ。
それでいてとても中身が濃い。
是非読んでみてほしい。
竹村 亞希子 (著) 超訳 易経 陽―乾為天 新泉社
竹村 亞希子 (著) 超訳 易経 陰―坤為地ほか 新泉社