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スロータウンとは
こんばんは!
うーむ、久々のダイアリーです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
そう、今日はですね。
我々の新作、スロータウンの配信日ですよ。
もう2周目に突入してる猛者もいるんでしょうな。
うんうん、その調子でどんどんいっちゃってくださいな。
まぁ今更ながらどんなアルバムなのかと言う事をですね、
私も今現在進行形で部屋で聴きながら、筆を取ってみようと思った訳で
1.君のせい
この曲はですね〜プロトタイプが出来たのは2019年末〜2020年初頭だったかな。
その当時働いていた職場で、まぁまぁやる気を失っていまして…w
そんな折に、バンドを組んでいると言う事実に結構救われまして、
友達でも家族でもないからこそ、
なんかこういう曖昧な関係に救われる事ってあるな〜って言う思いで完成させた気がします。
そっからちょこちょこマイナーチェンジはあったけど、今の形に落ち着きました。
ちなみにコーラスは個人的にバンド関係で一番仲の良い
(自分ではそう思っている笑)
あべまえば君にお願いしてます。
改めて聴くと良いスパイスになってるなぁ〜
あとレコーディング段階で磯辺くんのミスでBPMを1早くして録音に至ってしまった事を、俺はまだ根に持っています。怒(笑)
2.ダウンタウンを離れれば
う〜ん…シンバルズやないかい(笑)
と言いつつも、実は最初の着想はそうではなかったり。
(当てた人いたらハーゲンダッツ奢ってあげるyo)
この曲はスーパー明るい曲に聴こえるかもしれませんが…
絶望のさなかで生まれ落ちた曲だと自負しております 涙
んんん〜今年は明るい気持ちで曲書きてぇ〜(笑)
とりあえずこの曲を聴きながら車に乗ると絶対に速度違反(+20kmくらい)を犯すと思うので、実はドライブソングにはあまりオススメしませんと言う事を最後にお伝えしておこう。笑
3.リバーズ・エッジ
この曲がアルバムで最後にできた曲ですね。
ダウンタウン〜ハイウェイの流れがどうしてもジェットコースターすぎるな…と思ったのでテコ入れに取り掛かったんですが、
なかなかどーして、一番思い入れある一曲になりました。
岡崎京子さんの同名漫画についてはもう、言わずもがな…と言う感じなんですが、その他にも結構色々な映画とかの要素が入っていて、
フィクション7:ノンフィクション3くらいの割合で、自分では作成出来た気がしていて、
20世紀ノスタルジアの時もそうなんすけど、これは個人的に今のメンバーで作れるバンドとしての作曲スタンスの必勝法なんじゃないかなーと感じています。
4.ハイウェイ
この曲はっすね〜
もういつ作ったかも覚えてない感じの曲なんですが、
気づいたらボイスメモにあった系のアレです。笑
出来た時に、この曲を軸に何か出来そうだな〜と思っていたのは覚えていて、いざミニアルバムってなった時に、この曲のおかげですんなり全体像が見えた気はしてます。
ちなみにこの曲だけボーカルは完全なる0ピッチ補正なので、
コレが私の今の実力です。笑
5.11月の雨
うお〜考えてみたらコレが一番古い曲なのか…
コレは前々作の6月を録音する前くらい、メンバーとスタジオであらかた詰めてあったのを蔵に入れておいて、今回引っ張り出して来た感じです。
ハイウェイで終わるとあまりにも暗すぎるので、
今聴いてみても良い感じっすね〜そして唐突に終わるw
「冬の始まりには、寝坊するぐらいがちょうど良い」
と言う謎の開き直りはもはや発明だと思います。笑
是非、皆さんも会社に遅刻した際などは逆に開き直って、
その日を有給にしたりしたら、良い曲が書けるかもしれませんね。
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総評:
めっちゃ良いアルバムやん。
いやコレはマジで、割とサクサクーって聴ける気がするので、
自分の思い描くポップス像って言うのは、ちゃんとアルバムで体現出来たんじゃないかな〜と思ってます。
あとは、今作を作りだす少し前に、フィッシュマンズのドキュメンタリー映画を見たんですけど、
皆さんご存知のLONG SEASONと言う超名曲の語りの部分で、
「人間がふだん感じる時間の速度感ではない、もっと凝縮した圧倒的な年月をこの曲で体感出来るようにしたい」的な事を佐藤さんが言っていて、
ほぉ〜と思いながら、それ俺もやってみようかなと思いながら、このアルバムを作りました。(俺の場合は5曲に分かれましたけど)
スロータウンのスローって言うのは、SlowではなくてThroughであって、
throughの主な意味
1 〈空間〉を通り抜けて
2 〈空間〉を通り抜けたところに
3 〈空間〉の至るところを通って
と言う、過去とか現在とか、いくつかの時間を通り抜けた先にあるその人の中にしか描けない街みたいなものがあって、
それを各々が、このアルバムを聴きながら思い浮かべてくれたら良いなぁと僕は思ってます。
と言う事で、スロータウン走り書き全曲解説でした!
これからも末長く聴いてくださいナッ!
それでは皆さん、良いクリスマス、良い年末を。
今年は大変お世話になりました、来年もぼんちをよろしくお願いします◎
2022/12/24 披岸