俺の職業経験 エピソード1-1
自分は現在26歳だが、
アルバイトを含め15社くらいで働いた。
高校2年の5月から働いた。
ちょいど高校を転校したタイミングでもあった。
エピソード1 〜回転寿司〜
まあ高校生なので、バイトといっても飲食店くらいしか無かった。
自分は実家が埼玉の割と栄えた街の出身だが、当時の時給は750円くらいが相場だった気がする。
バイトするとしたら、学校終わりに行くことになる。ちょうどその頃、通信制の高校に転校した。この高校は日によって、帰れる時間が変動していた。
なので、シフトに融通が効きそうなバイト先を探した。
駅に置いてあるタウンワークの冊子を見たと思う。
いろいろあったが、意外と高校生不可が多かった気がする。だが2つ、良さそうなのを見つけた。
どちらも「シフトは1週間ごとの提出」ということだった。
当時はなぜか「シフトは1ヶ月ごとに提出」というところが多かった気がする。
1ヶ月後の予定なんて分からないし、
学業が本業なので、無難なチョイスをしたと思う。
応募したのは
・中華料理チェーン店
・回転寿司屋
だった。
先に中華料理チェーンの店から面接に行った。
駅直結のビルの一角にある店だった。
履歴書は持ってこなくていいが顔写真は持ってきてとのことだった。
履歴書書かなくていいんだラッキー
と思っていたら、その場で履歴書に代わるような書類を書かされた。
顔写真は持っていたものの、あの証明写真マシーンで撮ってプリントされたやつををそのまま持ってただけだった。
要するに切っていなかったので焦った。
今なら、すみませんハサミ貸してくれます?
と気軽に言えるが、当時の自分にそんな余裕が到底あるわけない。
ハサミを持ってなければこの面接落とされる。
そう思った。
最悪だ。
そう思いながらカバンをあさったら、なぜかハサミが出てきた。
いつからはいっていたのだろうか。。
ハサミを使い、写真を切った。
うまく切れた。
ハサミに感謝した。
だが切ったことで新たな問題が生じた。
写真を綺麗に切ったことで切れ端が大量に出た。しかし何を思ったか床に捨てた。
面接に来ている先で、ゴミを床に捨てるなど言語道断である。
だがそんなことを考える余裕などある訳無かった。
なぜなら、写真を紙に貼り付けるものが無かったからである。
次に続く
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