今日の投資経済ニュース 21.07.14
皆さんこんにちは。ボンバです。
さて、今日の気になるニュースを紹介します。
最低賃金、28円引き上げ930円に 過去最高の上げ幅
厚生労働相の諮問機関「中央最低賃金審議会」の目安小委員会は14日、2021年度の地域別最低賃金(時給)の引き上げ幅について28円を目安とすることを決めた。引き上げ幅は過去最高で、全国平均で現在の902円から930円に引き上げられる見通し。
過去の最低賃金額の推移をみると、
2020年:902円、2019年:901円、2018年:874円、2017年:848円という状況で、コロナの影響もあり近年は最低賃金の引き上げが見送られていました。
経営者側は新型コロナウイルスの感染拡大による経済悪化を理由に、現状維持を求め、引き上げを求める労働者側と対立したが、「全国加重平均1000円」を目指す政府方針を背景に引き上げる方向で決着した。
今回のニュースはコロナの影響で経営が困難になっている企業もたくさんある中で、人件費が高くなると、新しく雇うどころか、従業員の解雇せざるを得なくなるし、一人一人の業務量も膨大になり、かえって経営悪化や失業者の増加を引き起こさないか心配にもなります。
単純に最低賃金を引き上げるだけでは消費は上がらないと思います。経営支援や能力開発の促進も併せて実施が必要かなと思いました。
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