「生産性の最大化・労力のかけ方の最小化。」提案の書、【「週4時間」だけ働く。】要約

消耗しないために著者がした具体的な工夫の数々

本書は概念的なことだけでなく具体的な方法がたくさん書かれている。残念ながら海外向けサービスなのだが、利用したウェブサービス、オンラインアシスタント、宣伝方法など多岐にわたって書かれており、そのページ数は600ページほど、厚さは辞書のようである。

「捨てる勇気」=徹底的な自動化

・労働時間を極限まで短く、大きな利益につながることに集中し、どうでもいいことをうまくやろうとしない。
・シングルタスク>>>>マルチタスク
・時間かかる作業をひとまとめにする。
・リモートワークで結果を出し、生産性を証明する。
・朝一番や夜最後の仕事でEメールは見ない。
・有名人にコンタクトを気軽に取る

「捨てる勇気」をフローチャートにするとこうなります

与えられたタスク
→これをワクワクしながらやれるか
→収入は出るか
→外注は可能か
→これは義務か
→捨てる。

一番の天敵は「不必要な読書」

著者は「2時間以内に行動に移せることに関する章しか読まない」。
以前ホリエモンも、「多忙なので読書は要約サービスを利用している」といっていた。

本の感想でありがちなのが「〜〜してみようと思った。」だ。
そしておそらく、その時はほぼ100%来ない。
なにかのきっかけで2度、3度、記憶から発掘されるまで。

もちろん、小説などは別だろう。
だが実用書を読むとなれば、そもそも自分の役に立たない章を読む時間は圧倒的に「死に時間」。

コンセプトがステキ。

忙殺され、やっと稼いだお金を使えるのはいつやら…というその他大勢の姿を見て、一念発起、システムを考える側のヒトになった著者の本。

「お金を稼ぎながら使いたい、海外を自由に旅したい」とこれらの工夫をあみ出し、実践した著者は本当に勇気の人だと思う。なぜか多くの人はムダなものに未練を残してしまうし、日本の会社ではそう思うようにも行きづらいだろうが(業種によってもだいぶちがうだろうか)、今回「疲れやすい人」に向けてこの本を紹介したく、キーボードを叩いてみた。
なんらかの役にたてば幸いである。



図書館の蔵書検索「カーリル」:
https://calil.jp/book/4905042097

Amazon:
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楽天ブックス:(これを書いてる10/10お買い物マラソン中でポイント5倍なので載せておく)
https://books.rakuten.co.jp/rb/6984192/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_117_0_10001512

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