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ピアノ大人初心者テキスト6冊目突入!&子どものピアノ練習への向き合い方の表明

大人になってからピアノを始めました。子どもの頃にピアノを習ったことがありませんので、大人になって完全に初めてのスタートです。現在約2年と5カ月ほど続けています。

音符も全く読めない状態から始めました。先にピアノを習っていた娘(当時幼稚園)の方が楽譜を読めるくらいでした。

独学は苦手だったので、ピアノ教室に通い始めました。月4回からスタートして、忙しい時期は月2回に変更しましたが、現在は月3回通っています。

今まで使っていたテキストを書いてみます。
①ぴあのどりーむ2
②ぴあのどりーむ3
③トンプソン1(あと1曲で終了)
④バーナム1(継続中)
⑤やさしいインベンション(継続中)
⑥ブルグミュラー25の練習曲(スタート)

ぴあのどりーむ1は、先生のテキストを使ってさらっと終えたので、自分でテキストを買いませんでした。ぴあのどりーむ2から自分で購入して、自宅練習を始めました。

①、②を終えるのに約半年くらいだったと思います。

③④は、ほぼ同時にスタートして、⑤は数か月後に加えました。現在は並行して練習しています。

各テキストのスタイルは、こんな感じです。

トンプソン:短い曲がいっぱい入っています。可愛らしい曲ばかりで気に入っていました。
バーナム:指の練習に使っています。筋トレのような役割の本です。
やさしいインベンション:ポリフォニーというジャンルの楽曲集です。

各テキストの進捗状況を書きます。トンプソンはあと1曲でテキストを卒業しますが、バーナムは約半分を終えたところ、やさしいインベンションは、まだ半分に至っていないところです。

一応先生から今後の流れを聞いたところ、クラシックを学んでいく人の多くはこんな流れになるようです。

・トンプソン→ブルグミュラー→ソナチネ

・バーナム→ハノン

・やさしいインベンション→バッハのインベンション

1曲ずつ先生に合格をもらって、次の曲へ進むのですが、完璧に弾けるようになることはなく、(当たり前だと思いますが)、一応今の技術と経験の
中で、楽譜の通り弾けて、プラスアルファで表現もできたというところで丸を頂いている気がします。

時には、「ここは今後の課題として、ほかの曲を通して練習を重ねていきましょう。」という感じで次に進むこともあります。

楽しみながら練習できるのが1番大切ですし、自分のできる範囲で少しずつ色々な曲を弾けるようになりたいと思っていますが、やはり進捗状況やらスピードというのは気になってしまうのです。

私の場合は、あまり一曲に留まってしまうと、自分の高い壁を感じます。それに向き合って練習する必要もありますが、あまり長く一曲から進めないと、気持ちまで練習する意欲が減ってしまったりするからです。それもあっって、私は各テキストから1~3曲ぐらい並行して練習して、レッスンの際に弾いて、先生にチェックをしてもらっています。

私の先生の、「一曲への練習を続けて欲しい」という気持ちと、「今後の課題として残しつつ、次の曲へ進めてみよう」というバランスが、私にはちょうど良かったのかもしれません。

それでも大人学習者の良いところは「やる気」だけはあるところかもしれません。子ども程、上達は早くないかもしれないですが、自分で弾きたくてお金を出して習っています。「親に月謝を払ってもらって(もしかしたら本人は行きたくないかもしれないけれど)行かされていると」いう、子どもにありがちな状況ではありません。

昔妹がピアノを習っていました。その時に、母がピアノの先生に「もっと妹の練習を頑張らせてください」と言われたそうです。その理由は、多くの子が半年で終えるテキストを、1年かけてやっていたからだそうです。

しかし妹はそれ程ピアノの練習に気持ちが向くことはなく、小学生高学年くらいでピアノをやめてしまいました。「今は全く弾けない」と本人は言います。妹の子はピアノに興味かありそうです。

私の娘もピアノへの意欲が落ちている所です。正確に言うと、毎日の練習が嫌なようです。「これもしたい、あれもしたい、学校帰ってきて疲れたし、だらだらしたい~」という中で、ピアノへの練習に気持ちが向かないようです。

さらに娘に小さな壁のような曲が出てきました。あまり練習していないので、当然弾けません。「分からない~」と癇癪を起こし、ピアノまで嫌になってしまいそうでした。

「練習を促しても、嫌々だと身が入らないし、どうしようか・・」と頭を悩ませていました。

そんな時にYOUTUBEで「ピアノ講師兼ピアニスト」の方の動画を拝見しました。

その先生が言っていたことが印象的でした。
「自宅で練習しなくても上達する(子もいる)」・・と。

その先生の経験で、自宅で練習しなくてピアノ教室に通っているだけでも上達していく人たちをたくさん見てきたようなのです。

上手にの定義は人それぞれだと思います。しかしピアノに求めるものや目指す目標も人それぞれですし、みんなが一般的なピアノ学習の流れに沿って学んでいく必要もないし、高みを目指す必要もない気がします。上達の度合いも速度も人それぞれでいい。この先生の言葉は心強い言葉です。

以前は私は娘に、「ピアノのアマチュアコンクールの常連になるくらいまで弾けるようになってほしい」とまで思っていました。

それには相応の努力が必要でしょう。自分で練習の意思が必要でしょう。

でも現実は娘はそれほどピアノの練習に熱心ではないです。ピアノが嫌いとまではいかなくても、毎日の練習を言われるのが、本人には嫌な様子でした。

そして我が子は、(他にも同じような子がいらっしゃるかもしれませんが)一曲が長いと飽きっぽくて気持ちが続かないので、テンポよく進んだ方が良さそうな気がします。一方で、早すぎたり、宿題が多かったり、難しすぎても嫌になってしまいます。

小さな子ども相手の先生方は本当に大変ですね。

私の決意を込めて書きますが、【子どものピアノ練習に向き合う方法】

①子どもに練習をうるさく言うのをやめることにします。(少なくとも今年は!)

②練習日前日に「ちょこっと弾いておいたら?」ということだけにします。

③あとの練習は本人の自主性に任せてみます。

④なるべく毎日私のピアノを聞かせます(大人の練習する姿を見せて、大人が一曲を弾けるようになる過程を見せる)

⑤レッスンには行かせます。レッスンだけでも吸収することは沢山ある。それだけでも少しずつ上達すると信じます。先生と良いコミュニケーションが取れたらより良い!

⑥子どもに高い目標を課すのをやめます(コンクール常連とか)

結局は自分の練習に集中して、子どもの練習に目を光らせるのはほどほどにしようという結論になりました。






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