言葉なんかおぼえるんじゃなかった。
こんばんは。
タイトルは、先日みた園子温監督「恋の罪」で印象的だったセリフだ。
映画を見たあと印象に残ったので調べてみると、これは田村隆一さんの帰途という詩の一文であった。
映画では、詩の最後の段落部分を女優さんがひたすら唱えている。下の引用文は詩の冒頭だ。
言葉なんかおぼえるんじゃなかった
言葉のない世界
意味が意味にならない世界に生きてたら
どんなによかったか
もし言葉がない世界だったら、いじめや戦争なんて起きないのだろうか?平和なのか?
もし言葉がない世界だったら、血も涙も生まれないのではないだろうか。
もし言葉がない世界だったら、生きていることに価値なんて感じないのではないだろうか。
何気ない言葉ひとつで嬉しくなったり、悲しくなったりする。元気づけられることもある。言葉の力は偉大であると22年ぽっち生きてきて思う。
言葉が意味をもつ世界に生まれてよかった。
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