着付けレッスン
久しぶりの着付けレッスン。森田空美先生の個人レッスンをお願いしてきました。先生とは、工房展の時にお会いして以来でした。「ようやく袷のお着物を楽しめる季節になりましたね」と、ご挨拶の際、お話ししました。
この日は、自分で染め替えをした大島紬、師匠・仁平幸春作の名古屋帯「菊疋田」、帯締めは江戸組紐 中村正代表・中村航太さんの冠組、帯揚げは譲っていただいたもので、黄色味の白。
写真はレッスン後に撮ってもらったのでピタッと綺麗にお太鼓の形も決まっていますが、自分一人だと中々このようには出来ません。とりあえず、お太鼓の位置が下がりがちのようなので、肩甲骨の下におさめるように…と意識して取り組むように気をつけます。
こちらの帯は、生地が赤城紬といって、少し厚手のハリ感のある素材となっております。ですので(?)帯を締める時に、何度か帯板を忘れるという…ミスを…しました。今回も、行きに間違えて慌てて途中で帯板を仕込みました。
着物は、自分に似合うように色味を調整したものです。八掛けも縁あって、お客様とお揃いでお気に入りです。
今回は、着物の紫と、帯締めのくすみパステルグリーンの色の組み合わせが、中々良いのでは?と個人的にテンションの上がるコーディネートとなりました。着物のコーディネートは作品制作と違い、何度でもやり直しが出来るので気が楽です。染め物は、染めたら覚悟を決めて進まなければいけませんので…。
菊の季節に菊の帯を締められて良かったです。