野良猫との戯れ
今朝の話です。住居の玄関先で地域猫というのでしょうか、よく見かける野良猫が日向ぼっこをしていました。昨日は雪が降る寒い1日だったので、あの猫はどこで過ごしているのだろうか、と心配していたので、日向ぼっこをしている姿を見てホッと安心したのでした。
背中を向けた状態で、私の存在には全く気がついていない様子です。その警戒心のなさに、野良猫として大丈夫なのかと思うものの、少しのいたずら心が芽生えてきました。気持ち足音を抑えながらそーっと指先でチョンっと猫の背中を突いてみました。
そうしますと、そこはやはり野良猫でビクッと体制を整え私に向き合うと「何するの!」「やめてよ!」「誰だ!」という態度です。しかし、知らぬ仲ではないと向こうも少しは認識があるのか、シャーとも言わずに私が通り過ぎるのを待ち、再びその日当たりの良い住居の玄関先に居座る様子だったのでした。
工房に着くまでの間、指先に残った猫の体温の温かさに気持ちを踊らせながら…到着後はすぐさま石鹸で手を洗うあたり、動物を飼うのには向いていないのだろうな、と思うのでした。